2013年4月期間限定オープンの 「ムンク・カフェ」(渋谷)より |
日本ではゴールデンウィークでにぎわいを見せていた5月4日、ノルウェーのベルゲン美術館では待望の「ムンク作品」が再び姿を見せた。
世界で3番目にムンク・コレクションがずらりと揃うベルゲン美術館。損傷を受けた作品がいくつかあり、10年にもおよぶ大規模な修復作業にかかっていた。
ここのムンク・コレクションは、スケッチが100点、絵画が50点。ほとんどがベルゲン出身の実業家、Rasmus Meyer氏のプライベートコレクションだという。
Meyer氏は1800年終わりから1900年初頭のノルウェー人アーティストたちより作品を買い付けていたらしく、このようなまとまった大規模なコレクションに発展。現在すべての作品はベルゲン美術館所蔵となっている模様。
ベルゲン美術館のムンク・コレクションには、注目すべき貴重な作品がある。
なんと、「インク」で描かれている珍しい「叫び」があるのだという。
さらに、1980年代以来、展示されていなかったスケッチも披露されるということで、ベルゲン美術館のムンク・コレクションはかなり注目度が高い。
今年2013年は、“世界で最も有名なノルウェー人”ともいわれる、画家エドヴァルド・ムンク生誕150周年の年。フィヨルド観光の玄関口として知られるベルゲンだが、今年は記念すべき年に再び登場したムンク作品に出逢えるスポットとしても脚光を浴びそうだ。
The Bergen Art Museum
http://kodebergen.no/en
北欧ニュース編集員
みなさま、ちょこっとお久しぶりです!北欧ニュースお待たせいたしました!
今年はほんと、ノルウェー関連、ムンク関連がものすごいです。
ムンクに関しては生誕150周年ですので、ノルウェー各地でもかなり色んな催しが開催されているようです。
日本でも渋谷で先月、なんと期間限定で「ムンク・カフェ」がオープンし、話題となりました。
まだまだ何かありそう?!
そういえば、●年前にオスロを訪れた際にムンク美術館に立ち寄ったのですが、確かお休みだったようで、、涙。悔しいのでエントランス前で「叫び」の顔をやってきました。
みなさまの中にも、叫び顔で写真をパチリとされた方、いらっしゃるのでは?