IONラグジュアリー・アドベンチャー・ ホテルのパンフレット表紙 |
オーロラといえば、カナダ、アラスカ、ロシア、北欧諸国といった、北極近くで見られるものもあれば、オーストラリアやアルゼンチンといった南極近くでも見られる特有の発光現象。
NASAの天文学者によると、太陽周期がピークを迎えているということで、ここ数年は明るく輝くオーロラ鑑賞に恵まれるとのこと。今年もすでにあちこちではっきりとした美しいオーロラが観測されている。
北欧の中でもすでに、フィンランドやスウェーデン、ノルウェーなどで出現しているようだが、最近観光客がグンと増加しており、密かに人気を集めているのがアイスランド。
アイスランドでは8月から5月ごろまで天体ショーを楽しめるとのことで、アイスランド国内外からも注目を集めているIONラグジュアリー・アドベンチャー・ホテルがある。今年2月にオープンしたばかりのホテルで、部屋から見える景色は広大な何もない大地。ホテル外観も自然に溶け込むようなフォルムで、大地にポツリと出現した大きなコテージといった雰囲気。
IONラグジュアリー・アドベンチャー・ホテルのこだわりは、「地産地消」と「フェアトレード」。
地元でまなかうことが困難なもの、たとえば、部屋のリネン類、タオル、ブランケット、ティーバッグなどは、フェアトレード認証製品で揃えるという徹底ぶり。
部屋の心地良さはもちろん、アイスランドといえば地熱ということで、天然温泉(露天風呂)が楽しめるのも魅力的なポイント。少し行けば、ユネスコ世界遺産に登録されているシンクヴェトリル国立公園や、アイスランド最大の湖であるシンクヴァトラヴァトン湖が広がるという好立地だ。
部屋数46。今年2月にオープンしたばかりだが、大自然の中に宿泊するという、ダイナミックなイメージのIONのようなホテルを拠点に、360度の天空を舞うオーロラを思い存分楽しむのもいい。
今年はまだ、当たり年が続いているようだ。
IONラグジュアリー・アドベンチャー・ホテル
http://www.ioniceland.is/
北欧ニュース編集員
9/12~15まで東京ビッグサイトで開催されていたJATA旅博2013。
アイスランド航空さんのブースにて、少しお話を聞くことができました。
今年2月にオープンし、まだ1年も経っていないホテルですが、すでに注目を集めているようですね。
夏はダイビングやシュノーケリングなども楽しめるそうですが、潜ってアメリカ大陸とユーラシア大陸を触ることができるというお話をブースでお聞きしたとき、地球は大きいけど、どこかで繋がっているんだなぁと思うとじーんとしてしまいました。
さらに上級ダイバーであれば、その大陸間の割れ目「Silfra」から、シンクヴァトラヴァトン湖まで潜っていけるという、他のダイビングスポットでは見られない光景が広がっているのだとか!
地底も地上も、そして空も。アイスランドに“ありのままの地球の姿”を感じにいってみてはいかがでしょうか。この冬はまず、オーロラ、ですかね♪