2013/11/19 今日は「スウェーデン」よりこんなニュースが届きました!

サンタさんもビックリ!?クリスマスツリー泥棒


Cecilia Larsson/imagebank.sweden.se


1年で最も華やぐクリスマスシーズン。
みんなが楽しみにしているツリーの準備にとりかかるこの時期に、残念な事件が発生してしまうというのだ。それは、クリスマス用のツリーが盗まれてしまうこと。スウェーデンではなんと、毎年5本に1本の割合でツリーが盗難に遭っているという。

スウェーデン農民連盟の具体的なデータによると、毎年約60万本ものクリスマスツリーが不法で持ち去られている。しかも、ダーラナ、ヴェルムランド、イェムトランドといったスウェーデン西部の地域からやってくる何者かによる犯行が多いということまで判明している。

スウェーデンで販売されているクリスマスツリーの価格は、ツリーのサイズや販売されている地域によって異なる。最も安価で手に入るのはスウェーデン南部。また、最も高価なツリーが販売されているのはやはり首都ストックホルムとのこと。

ツリーの平均価格は、およそ300クローナ、日本円で約4500円。(※1)
高いものでは、800クローナ(日本円で約12000円)以上のツリーもあるという。

スコーネ地方では自宅用のツリーを自分で切ることができるユニークなサービスがあり、ツリーを求める顧客を楽しませている。価格は100クローナ、日本円で約1500円。

スウェーデンで盗難に遭っているという約60万本のクリスマスツリー。
日本ではツリーといえば「モミの木」を連想するが、ここではマツ科トウヒ属の針葉樹「オウシュウトウヒ(※2)」がクリスマスツリーとしてよく使われる模様。

※1)スウェーデン・クローナ:1クローナ=約15円(2013年11月現在)

※2)オウシュウトウヒ
ヨーロッパ原産の常緑針葉高木で、アルプスなどの山岳地帯や、スカンジナビア半島の北方針葉樹林の主要樹種。モミの木などとともにクリスマスツリーとしてもよく使われる。
(参照:ウィキペディア)


北欧ニュース編集員


ツリーの盗難という、ちょっと残念な話題。
スウェーデンでも華やかにデコーレションをほどこす“アメリカン・スタイル”のクリスマスツリーを飾る家庭やスポットが増えているようです。ツリーのレートは昨年とほぼ変化がないものの、ツリーの需要はわずかながらも伸びているとか。

もうツリーを自宅に飾ったよ!という方もいらっしゃるでしょうか?
日本も12月に入ると本格的に、クリスマスデコレーションやイルミネーションでキラキラと輝く季節がやってきますね!

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