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アイスランドには子供たちを怖がらせ、いたずらをしていく13人のサンタクロース「ユールラッズ」が存在する。そのイメージはトナカイのソリに乗り、夜中にプレゼントを持ってきてくれるにこやかなサンタさんのイメージとは程遠く、12月12日から毎日1人ずつ山から街へ下りてきて家を訪問し、悪さをしていくという言い伝えがある。
そんなユールラッズがいつ降りてくるのか、どのユールラッズが訪問してくるのか、ビクビクと恐れることなく、きちんと思い出させてくれる便利な「クリスマス・ユールラッズ・カレンダーアプリ」が、アイスランドのソフトウェア会社Gebo Kano ehf.からリリースされた。
13人のユールラッズのほか、ユールラッズの父親であるGryla(グリーラ)や、母親Leppaludi(レッパルーディ)、さらには悪名高きユール・キャットのことまで、詳しい情報もわかるようになっている。
アプリはiTunesより無料でダウンロード可。現在のところアイスランド語版のみ。英語版アプリも近々リリース予定とのこと。
アイスランドの13人のユールラッズには、 「ソーセージ引ったくるサンタ」、「バタンとドアを閉めるサンタ」、「ろうそくを盗むサンタ」、「ボウルを舐めるサンタ」、「スプーンを舐めるサンタ」、「(アイスランドで有名な乳製品)スキールをガツガツと食べるサンタ」といった、それぞれにユニークな名前がついているのが特徴的。
良い子にはもちろんプレゼントを置いていってもらえる。子供たちは窓に片方の靴を置いてベッドに入る。良い子にはお菓子、悪い子にはジャガイモが入っているという。
12月24日には13人すべてのユールラッズが揃い、翌日の25日からまた1人ずつ山へと戻っていく。
最後の1人が街から出るのは1月6日となる。
Gebo Kano ehf.
http://gebokano.com/
Jolasveinadagatalid
https://itunes.apple.com/app/jolasveinadagatali/id755388950?ls=1&mt=8
北欧ニュース編集員
このユールラッズの存在を知ったときから、日本では秋田の「なまはげ」に近いのかな?と
思ったりしました。いやーそれにしても怖い怖い!(笑)ジャガイモ入れられたくないよー(笑)
ひとり一人、やることがちょっと可愛いというか、憎めないところがまた、いいですよね♪
みなさん、気をつけましょう!笑
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