2014/02/18 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

新たな国立公園2ヶ所、誕生なるか?!


Koli National Park
Krista Keltanen/Visit Finland

現在、フィンランド政府で、フィンランドに新しい国立公園の建設が提案されている。
ひとつは、フィンランド南西部にあるテイヨ(Teijo)、もうひとつは、フィンランド中央部に位置するコンネヴェシ(Konnevesi)である。

この2つの国立公園の法案は、2015年までの法案制定を目的として、今春のフィンランド議会に提出される。

テイヨは文化的な地域であり、沿岸にある自然そのままともいえる巨大な森林地域。
南部には群島国立公園(Archipelago National Park)がそびえているが、テイヨは群島地域とはまた異なる顔をみせる魅力的な公園になるだろうといわれている。

コンネヴェシも素晴らしいレイクランドで、壮大な岩や岩山だけでなく、貴重な古い天然林があり、釣りや自然をたっぷりと楽しめる場所。どちらの公園も、観光面、雇用面においても、大きなプラスのインパクトを与えると考えられている。

しかし、もちろん、国立公園を建設するということは、地元住民の支持が必要不可欠。
以前政府は、特にラップランドでの激しい反対があったため、カイヌーと北オストロボスニア地域における国立公園の計画を中断している。

現在浮上している国立公園案のテイヨの国立公園はサロに近い場所で、およそ3000ヘクタール(30平方キロメートル)以上におよぶ規模となる。また、コンネヴェシ国立公園は、およそ1500ヘクタール(15平方キロメートル)以上になるといわれている。
ちなみに、約15平方キロメートルは東京都渋谷区の面積に相当する。

【参考】
2013/04/16号の北欧ニュース(フィンランド):
「国立公園の建設案に、住民「ちょっと待った!」

Archipelago National Park(Saaristomeren kansallispuisto)
http://www.luontoon.fi/Retkikohteet/kansallispuistot/saaristomeri/Sivut/Default.aspx


北欧ニュース編集員


フィンランドはまた新しい国立公園建設の話題が入ってきました。
南部沿岸地域の公園と、内陸部の公園ではまた景観が異なって素敵でしょうね。
ただ、色々と課題があると思います。自然にも人々にも良い方向になるよう、進めていくのではないでしょうか。

ノルウェーにも昨年、新たな国立公園「Faerder National Park」が誕生しています。
こちらは昨年8月にオープン。場所はオスロ南。TjomeとNotteroyの東に位置。
広さは350平方キロメートルだとか。 福岡市が約340平方キロメートルなので、ほぼ同じくらいですね!

画像は、Koli National Parkです。
http://www.luontoon.fi/retkikohteet/kansallispuistot/koli/Sivut/Default.aspx

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