2014/10/28 今日は「デンマーク」よりこんなニュースが届きました!

公共の場での授乳、なぜダメよ?


photo by Christian Lindgren

今月中旬、デンマークの鉄道の駅にママさんたちが集合。
コペンハーゲンやオーフス、オールボー、オーデンセ、ヘアニング、エスビャウ、フレゼリシアといった駅を“占拠”したという。

ママさんたちの目的は、現在デンマークで浮上している「公共の場での授乳を許可するか否か」という議論についての抗議活動。公共の場で授乳することの重要性を理解してもらいたいということで、母親たちが立ち上がった。

参加者の中には、必要に迫られて公共の場で授乳せざるを得ない場合が多々あるにもかかわらず、変な目で見られたり、少し遠くから差別的な発言を浴びたことがある人もいるという。

また、“世界一しあわせな国”と呼ばれるデンマークで、そもそもなぜこういった問題が浮上するのかが不思議でならないという人も。

本当は自然のままに授乳したいのに、強制的に哺乳瓶の使用を求められる母親たちも多く、納得がいかない模様。直接母親からの授乳になれた赤ちゃんは哺乳瓶で飲んでくれない場合もある。

公共での授乳は合法で、授乳に影響が出るようなことを周りはしてはならないと定めている国も多いが、アメリカなどでもしばしば問題は発生しているようだ。
デンマークの母親の想いは通じるのだろうか。解決策に注目が集まる。


北欧ニュース編集員


授乳室を設置する、というのはどうでしょうね?日本のような授乳室は日本独自のものかもしれませんが。。外では隠したらOKなど、何か歩み寄りが必要になってきそうですよね。
デンマーク以外の北欧ではどうでしょう?公共での授乳は問題になっているでしょうか?
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいね。

こんな動画を発見!
この夏コロンビアで、子どもの健康に良いとされる母乳育児を促進する集団授乳イベントがあったそうです。(迫力ありますね!)
http://youtu.be/Yg7Ej4XgUsk


※来週の北欧ニュースはお休みです。

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