(Laugh Factoryスクリーンショットより) |
アメリカのハリウッドを拠点とする1979年創業のコメディ・クラブ「Laugh Factory」が主催するオンライン投票制のコメディコンテストにて、フィンランドのコメディアン、Ismo Leikolaが優勝し、初代「World’s Funniest Person」の称号を得た。
決勝にはLeikolaを含む計5名が進出。ナンバーワンを決める決戦のパフォーマンスは米ラスベガスにて行われた。
ちょっぴりとぼけたしゃべり口調が特徴的なLeikola。「英語はボクの第2言語。英語には“発音しないサウンド”があるから難しい」と言い、「たとえば、debt(借金)ね。デブト、あ、違うデットか」など、フィンランド語と英語は全く異なる言語ということを逆手にとった内容も散りばめつつ、独特の話芸で会場を沸かせていた。
決勝に残ったのは、フランスのMustapha El Atrassi、UAEのNitin Mirani、スペインのArchie Bezos、パキスタンのSaad Haroon、そしてフィンランドのIsmo Leikolaの5名。
コンテストの決戦はオンラインで放送され視聴者の投票で決定。
最終結果は、1位のIsmo Leikolaが15万8945票、2位はパキスタンのSaad Haroonで5万9213票、3位はフランスのMustapha El Atrassiで2万2658票を獲得。フィンランドのIsmo Leikolaが2位に大差をつけ、「Laugh Factory」のコメディコンテスト初代チャンピオンとなった。
このコンテストは年1度の恒例イベントとなる予定で、まず準決勝進出者をオンライン投票で10名にしぼり、そこから5名が決勝進出者としてラスベガスの舞台に立てるという仕組み。
Ismo Leikolaはフィンランドを拠点に活動するコメディアン。
フィンランド国外のコメディ・クラブやイベントでもパフォーマンスを披露している。
Leikolaさんのプロフィールやパフォーマンスはこちら!(英語)
http://www.laughfactory.com/IsmoLeikola
北欧ニュース編集員
物静かでシャイという印象が強いフィンランド人ですが、巧みなジョークで、エンターテインメントの本場ラスベガスの会場を笑いへと導けるとは、さすが!
とってもユーモラスを持ち合わせているフィンランド人。力量発揮ですね!
Leikolaさん、おめでとうございます!