2015/02/03 今日は「スウェーデン・フィンランド・ノルウェー」よりこんなニュースが届きました!

ノルウェー5度目の優勝!ボキューズ・ドール国際料理コンクール2015


表彰台のノルウェー・アメリカ・スウェーデン


ノルウェーの魚料理


ノルウェーの肉料理

2年に一度の料理の祭典「ボキューズ・ドール国際料理コンクールファイナル」が、今年1月27~28日、フランスのリヨンで開催。

世界中から駆けつけたおよそ2700人もの応援団の前で料理を披露したのは、欧州・アジア太平洋・中南米での各予選を勝ち抜いた代表チームのほか、個別での料理コンクールの優勝国、さらには特別招待の代表国など、選び抜かれた計24ヶ国。

今回のテーマ食材は、魚料理が「フランス産ブラウンマス」、肉料理は「フランス・ランド地方産ホロホロ鳥」。また今大会から、50%以上の野菜類を使用することが義務づけられた。

その中で、見事2015年ボキューズ・ドールを獲得し頂点に立ったのは、ノルウェー。
巧みな技と美しい料理で会場をにぎわせたのは、レストラン「Bekkjarvik Gjestgiveri」のOrjan Johannessenシェフ。ノルウェーは通算5度目の優勝、表彰台にのぼるのは9度目となる。

そのノルウェーを9ポイントという僅差で迫ったのがアメリカ。カリフォルニアの人気レストラン「The French Laundry」のPhilip Tessierシェフが、アメリカとして初の表彰台を獲得。
3位はスウェーデン。過去1回の優勝経験があり、常に上位に名を連ねる今回のスウェーデン代表は、Tommy Myllymakiシェフ。2011年にもボキューズ・ドールファイナルに参戦。2位を獲得している。

3位スウェーデンにわずか11ポイントと僅差で4位となったのはフィンランド。5位に日本、6位にデンマーク、7位にフランス、8位にアイスランドと、注目の北欧勢はしっかりとトップ10にランクイン。
北欧勢は2011年に、1位デンマーク、2位スウェーデン、3位ノルウェーと表彰台を独占したことから、「北欧ガストロノミー」が、一斉に世界の脚光を浴びるようになった。

また、肉料理特別賞にはフィンランドが選出。レストラン「Sundmans Krog」のMatti Jamsenシェフが目にも艶やかな一品を披露。

総合では5位と表彰台を逃した日本が魚料理特別賞に選出。メゾン・ド・ジル芦屋の高山英紀シェフが手がけた。日本は前大会2013年に、軽井沢ホテルブレストンコートの総料理長である浜田統之シェフが3位となり、日本に初の表彰台をもたらしている。

次回のボキューズ・ドール国際料理コンクールは、2017年1月24~25日に開催予定。

ボキューズ・ドール国際料理コンクール公式HP
http://www.bocusedor.com/

レストラン「Bekkjarvik Gjestgiveri」(ノルウェー)
http://bekkjarvikgjestgiveri.no/

スウェーデン代表Tommy MYLLYMAKIシェフについて
http://gastronomisverige.se/tommy-myllymaki/

レストラン「Sundmans Krog」(フィンランド)
http://www.sundmans.fi/

メゾン・ド・ジル芦屋
http://maisondegill.com/restaurant/


北欧ニュース編集員


世界の料理界が注目する北欧勢、1位&3位と、今回も存在感を示しました!
アメリカが2位!しかも僅差です!どこのシェフかな?と思ったら・・・!
予約が取れないレストランで知られる、カリフォルニア・ナパバレーのフレンチランドリーじゃないですかっ!
なるほど・・・
3位と4位も僅差ですからね。次回はまたどうなるか?!

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