新CEOに就任する Tiina Alahuhta-Kasko氏 photo: marimekko |
日本でもテキスタイルやファッションなどで人気の「マリメッコ」が、この春より、新しい最高経営責任者(CEO)を迎えると発表。
新CEOに就任するのは、2005年よりマリメッコ10年一筋のTiina Alahuhta-Kasko氏。最高執行責任者(COO)やチーフマーケティングオフィサー(CMO)を経て、前任のCEO、Mika Ihamuotila氏の後任としてマリメッコの新しいリーダーとなる。Ihamuotila氏は、現会長であるPekka Lundmark氏が辞任を発表したことにより、マリメッコの次期取締役会長に就任する予定。
新CEOのAlahuhta-Kasko氏について、前CEOのIhamuotila氏は、「直属の上司として、過去7年もの間、マリメッコの幹部としてのティーナをサポートしてきた。マリメッコ社内で育ったリーダーが誕生したことに喜びを感じている」とコメント。
洞察力があり、有能で、影響力があり、頼もしい人物であると絶賛するIhamuotila氏は、「彼女といっしょに、マリメッコをさらに魅力的で、国際的かつ収益性の高いデザインカンパニーにしていきたい」と、Alahuhta-Kasko氏に大きな期待を寄せている。
また、10年もの間、アジアからオーストラリア、北米にわたり、さまざまなポジションで世界中のマリメッコを見てきたというAlahuhta-Kasko氏は、「我々の素晴らしいスタッフと一緒に邁進したい」と、新CEOとしての抱負を語った。
Tiina Alahuhta-Kasko氏とMika Ihamuotila氏は、今年4月9日に行われる総会後から、正式に就任するという。
ここ数年もの間、日本をはじめとするアジア圏を中心に店舗を拡大してきたマリメッコ。
今年1月の発表によると、この春には、東南アジア方面、シンガポールとタイのバンコクに新店舗をオープンする予定。
北欧ニュース編集員
新CEOとなるTiina Alahuhta-Kaskoさんは、1981年生まれ。マリメッコ社をじっくりと見つめ続けてきた若きリーダーが就任することになりました。前任のMika Ihamuotila氏の意思を引き継ぎ、Tiina Alahuhta-Kaskoさんはどんな風にマリメッコを導いていくのでしょうか!
今後の展開にも注目したいですね!