2016/02/09 今日は「アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

想像するだけで満腹!アイスランドに伝わる食べまくりの3日間



2月というと、日本ではバレンタインを意識した美しいチョコレートがずらりと店頭に並び、甘い香りが漂うシーズンとなる。実は北欧でも、2月は意外と甘いものが飛び交う。

フィンランドでは2月5日は「ルーネベリの日」。フィンランド国家を作詞したスウェーデン系フィンランド人、ユーハン・ルードヴィーグ・ルーネベリの誕生日で、彼が大好物だったというお菓子「ルーネベリタルト」を食べて祝う。

毎年変動があるが、今年の2月9日火曜は、スウェーデンでは「セムラ」、フィンランドでは「ラスキアイスプッラ」と呼ばれるクリームをはさんだ甘いお菓子を食べる日。毎年、街中のカフェやスーパーなどでセムラが並び、どこのセムラが一番おいしいかという話題にもなるほど。

実は、アイスランドの2月は3日連続、食べ物にまつわる行事が存在する。
まずは、「シュークリームの日(Bolludagur)」と呼ばれる月曜日(今年は2月8日)。
生クリームとジャムが入っているシュークリームに、チョコレートがかかっているものが典型的なスタイル。

翌日の火曜日は、「お腹が張り裂けるまで食べる日(Sprengidagur)」(今年は2月9日)。
この日は、「懺悔の火曜日」のアイスランド版で、スウェーデンのように甘いお菓子ではなく、塩漬けしたラム肉とエンドウ豆のスープをお腹いっぱい食べる日だと言われている。
前日のシュークリームを食べすぎた人は、胃袋がかなり厳しい状態になっているに違いない。

アイスランドの2月の行事、3日目は「灰の水曜日(Oskudagur)」と呼ばれ、この日は子供たち中心のお祝いの日。仮装した子供たちが近所や店をめぐり、歌を歌ってお菓子をもらうという、ハロウィンのような行事となっている。


北欧ニュース編集員


シュークリームの日って面白いですよね!セムラも見た目はシュークリームのような形ですが、シュー生地ではないんですよね。伝わってきたものが、ちょっとずつ変化して、独自の行事や文化になっていったのでしょうか?
ちなみに、デンマークでは「ファステラウン」という春の行事があります。過ぎてしまいましたが今年は2月7日でした。こちらも子供たちが仮装してお菓子をもらうハロウィンのようなイベントだそうです。

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