photo by Rasmus Flindt Pedersen |
デンマークのコペンハーゲンに、食を求めて出かける。
食に革命を起こしたノーマの出現とともに、あっという間に世界から「食の街」というイメージをもたれるようになったデンマークのコペンハーゲン。
才能あふれるシェフたちの登場は、デンマークに美食の黄金時代をもたらし、世界中の人々が、そこでしか味わえない唯一無二の料理を求めてやってくるようになった。
ここ何年かでガラリと美食の街へと変貌を遂げたコペンハーゲンで、思う存分、気軽にデンマークの食文化を楽しんでもらおうと、8月の終わりの10日間に、街をあげての食フェス「コペンハーゲン・クッキング&フード・フェスティバル」が開催される。
毎年10万人以上訪れるというフェスティバルには、ノルディック料理や旬の食材、インターナショナルな料理も体験できる。トークやワークショップ、キッズ向けなどを含む、100以上ものユニークなイベントが用意されている。
公式ホームページでは、どんなイベントがあるのか、価格帯やテーマ、地域などを事前に調べることができて便利。たとえば市街地では、イタリアンマーケットだったり、グリーンランド料理だったり、スウェーデンやフィンランドで主に開催されるザリガニパーティーだったりと、コペンハーゲンに来るだけで、「食べてみたかった」「体験してみたかった」が一度に叶ってしまいそう。
8月21日には、2年目を迎える「(非公式)リゾット世界選手権2016」が開催される予定。
フェスティバル期間中に、美味しいリゾットを作るナンバーワンシェフに賞が授与されるという。
ホットドッグやビールツアー、コーヒーテイスティング、キッズ向けクッキングクラス、日本の露店グルメから本格懐石料理、フレデリクスベア通りの路上に出現した長いテーブルに座っていただくストリート・ディナーなど、ユニークすぎる驚きの食イベントが待っている。
「コペンハーゲン・クッキング&フード・フェスティバル」は、8月19日から28日まで、コペンハーゲン市内各所で開催。
コペンハーゲン・クッキング&フード・フェスティバル
http://www.copenhagencooking.com/
北欧ニュース編集員
イメージ的には、スペース一ヶ所にいくつかのテントブースがあって、色んな出展者のグルメを一気に堪能できる・・・というのを想像したんですが、どうやら違いますねー。
コペンハーゲンの街全体(コペン郊外もあり)が食フェスの会場になっているんですから、すごい!
また、単に食べるだけでなく、食文化を体感するというのを掲げているだけに、キッズから大人まで、食べ物に関する知識を楽しく身につけ、増やしてくれそうなフェスでもありそう。
ちょうどそのあたりにコペンに行くよ!という皆様、ぜひ参加してみては?