2016/09/27 今日は「スウェーデン」よりこんなニュースが届きました!

新硬貨、いよいよ今年10月から!新紙幣はスウェーデンの重要人物と地理が学べる?!


(photo:スウェーデン中央銀行)

昨年10月より、新加入の200クローナと20・50・1000クローナの新紙幣が導入されたスウェーデン。今年10月3日からは、新しい100・500クローナ紙幣と1・2・5クローナ硬貨が流通を開始する。ちなみに10クローナ硬貨はそのまま変わらない。

1クローナと2クローナ硬貨の色はコッパー。デザインを手がけたのはErnst Nordin。
カール16世グスタフ王の横顔があしらわれている。5クローナ硬貨の色はゴールドで、こちらはカール16世グスタフ王のモノグラムがあしらわれたデザインになっている。

新紙幣の表には肖像、裏には人物ゆかりの地域が描かれている。青色を基調とした100クローナは、ストックホルムで育った女優のグレタ・ガルボ。赤色を基調とした500クローナには、スコーネ地方がふるさとであるソプラノ歌手のビルギット・ニルソンが登場。スウェーデンのどの部分にあたるのか、というのがわかる地図イラストも添えてある。

すでに昨年10月1日より流通している20ローナ新紙幣の表面は、児童文学者アストリッド・リンドグレーン、裏面はリンドグレーンが育ったスモーランド地方。
また、50クローナ新紙幣の表面は作家でミュージシャンのエヴェルト・タウベ、裏面はタウベがインスピレーションを受けた場所のひとつであるブーヒュースレーン地方。

新しく仲間入りした200クローナ紙幣の表面は映画監督のイングマール・ベルイマン、裏面には自邸があったゴットランド島の北にあるフォーレの風景。1000クローナ新紙幣の表面はノーベル平和賞を受賞した外交官・第2代国連事務総長のダグ・ハマーショルド、裏面には、ハマーショルドがその自然の美しさに大きな関心を抱いていたラップランド地方が描かれている。

旧20・50・1000クローナ紙幣に関しては、今年6月30日ですでに無効となっており、旧100・500クローナ紙幣と1・2・5クローナ硬貨は、来年2017年の6月30日以降で無効となる予定。


▼「北欧ニュース」過去記事:
『20クローナにリンドグレーンとピッピ!今年10月より新紙幣、来年には新硬貨も!』(2015/7/7)
http://hokuwalk.com/Topic/page/page_id/022015070700015001/


北欧ニュース編集員


隅から隅までじっくりと見入ってしまうデザイン。素敵なアイデアじゃないですか?!

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http://www.hokuwalk.com/News/page/page_id/012016091500015001/

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