2016/11/08 今日は「スウェーデン・フィンランド・デンマーク・ノルウェー・アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

今年はあの代表国が悲願の初受賞!北欧映画賞2016


『Louder than Bombs』ポスター

北欧5ヶ国からその年の代表作品が1点ずつ選ばれ、その中から北欧ナンバーワン映画を決定する、「Nordic Council Film Prize」の季節がやってきた。

まずは、今年ノミネートされた5ヶ国代表作品はこちら。

デンマークからは、マーチン・サントフリート監督の『Land of Mine』。昨年の東京国際映画祭のコンペティション部門では『地雷と少年兵』として上映され、最優秀男優賞を受賞。ドイツの少年兵達が地雷撤去にあたったという、実際にあったデンマークの暗い歴史を描いた作品。(12月17日より『ヒトラーの忘れもの』として公開)

アイスランドからは、ルナー・ルナーソン監督作『Sparrows』。西フィヨルドの壮大な景色をバックに繰り広げられる物語。今年のヨーテボリ国際映画祭では国際批評家連盟賞を受賞。

フィンランドからは、ユホ・クオスマネン監督による『The Happiest Day in the Life of Olli Mäki』。カンヌ映画祭の「ある視点」部門でグランプリを受賞、今年の東京国際映画祭でも上映された。1960年代が舞台となったモノクロ映画で、実在したボクサー、オッリ・マキを描いた物語。

ノルウェーからは、『Louder than Bombs』。監督はラース・フォン・トリアーを叔父に持ち、ノルウェーで活躍するヨアキム・トリアー。カンヌ映画祭でコンペティション部門に出品され、ノルウェーの最高賞となるアマンダ賞では監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞。

スウェーデンからは、今年のスウェーデン映画祭2016で『波紋』として上映されたマグヌス・フォン・ホーン監督作『The Here After』。9月に来日した人気ミュージシャン、ウルリック・マンター初主演映画で、スウェーデンのアカデミー賞と呼ばれる今年のゴールデン・ビートル賞の3部門で受賞。出所した若者が社会復帰を目指す難しさを描いた作品。

作品は、北欧で制作された長編で、昨年の7月1日から今年の6月30日までに劇場公開されたものが対象。11月1日にコペンハーゲンのDRコンサートホールで発表された今年のNordic Council Film Prizeは、ノルウェー代表のヨアキム・トリアー監督作『Louder than Bombs』に輝いた。(11月26日より『母の残像』として公開)

著名な戦争写真家だった母の死後、回顧展を開くために集まった父と2人の息子たちの交錯する感情のやり取りを描いた作品で、芸術性の高い美しい映像にも注目が集まった。ヨアキム・トリアー監督は、2011年にも『Oslo, August 31st』でノルウェー代表に選出されているが、このときは受賞を逃している。
ノルウェー代表作品としては、今回が悲願の初受賞となった。

ちなみに昨年は、アイスランドのダーグル・カウリ監督作『VIRGIN MOUNTAIN』が受賞。日本では、『好きにならずにいられない』というタイトルで今年6月に公開されている。


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北欧ニュース編集員


この北欧ナンバーワンを決めるNordic Council Film Prize受賞作品は、日本でも劇場公開される傾向にありますよね。昨年は『好きにならずにいられない』。こちら日本でも大変評判が良かったのではないでしょうか!

今年は、ノルウェーのヨアキム・トリアー監督作が受賞。おめでとうございます!
『母の残像』として、今月11月26日より公開決定。こちら拝見していないのですが、とにかく芸術性の高い映像美が話題!
http://hahanozanzou.com/

また、デンマーク代表の『Land of Mine』は、『ヒトラーの忘れもの』というタイトルで来月12月17日の公開を控えています。目を背けたい事実。でもとても大切なメッセージが込められた作品。映像が怖いほど美しい。要チェックです!
http://hitler-wasuremono.jp/

※来週はお休みです。

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