今年の北欧代表の顔ぶれは？ユーロビジョン・ソング・コンテスト2017
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スウェーデンが生んだスーパーグループ、ABBA（アバ）が優勝したことでも知られる「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」。欧州放送連合（EBU）に加盟している国々から予選を通過した代表らが毎年熱いステージを見せる歌の祭典が、今年はウクライナの首都キエフで開催される。
今年デンマーク代表となったのはAnja。楽曲「Where I Am」で挑む彼女は、昨年のデンマーク予選で準優勝となり、目前でユーロビジョン・ソング・コンテストの夢を阻まれたが、今年見事にリベンジを果たした。パワフルな声で魅了する。
フィンランド代表は男女デュオのNorma John。15年にわたり自らの音楽を追求し続けるインディ・ポップ・バンド。ユーロビジョン・ソング・コンテストは、音楽というもので国の垣根を越えて人々と交流できるすばらしい場所だとコメントしている。披露する曲は「Blackbird」。
アイスランドからは、シンガソングライターのSvalaが登場。7歳にしてプロとして活動を始め、アイスランドポップ界のレジェンド的存在の歌手である父とデュットしたクリスマスソングがヒット。その後もシンガーとして活動を続け、全米デビュー。海外ツアーもこなしてきたキャリアを持つ。ファッションアイコンとしても知られ、2007年にはH&Mのデザインを手がけたこともある。披露する楽曲は「Paper」。
ノルウェー予選を制したのは、JOWST(Joakim With Steen)。マスクを着けたサウンドクリエーターとボーカルAleksander Walmannによる独特の世界観を奏でるユニット。Aleksanderは音楽一家の出身で早い段階から音楽に目覚め、2012年にはノルウェーの歌のコンテスト番組「The Voice」でファイナリストとなった経歴を持つ実力派。曲は「Grab The Moment」。
スウェーデンからは、歌手として活躍するRobin Bengtsson。17歳の頃、歌手やアイドルを発掘する番組として人気のテレビ番組「Idol」に出演し、結果は3位だったが、そこから歌手活動をスタート。昨年のスウェーデン予選では5位に甘んじたが、今年は見事優勝。念願の本大会に出場する。披露する曲は「I Can’t Go On」。ダンスにも注目。
5月9と11日に行われるセミファイナルを勝ち抜いた精鋭たちが、13日のグランドファイナルに駒を進める。
＜北欧5ヶ国代表者と披露曲＞
デンマーク
Anja「Where I Am」
https://youtu.be/716rTFMgZQ4
フィンランド
Norma John「Blackbird」
https://youtu.be/qTLczT5h9Lo
アイスランド
Svala「Paper」
https://youtu.be/sFyl7h4_H1k
ノルウェー
JOWST「Grab The Moment」
https://youtu.be/IPp37uz8vUs
スウェーデン
Robin Bengtsson「I Can’t Go On」
https://youtu.be/1jSrBdN4b5c
ユーロビジョン・ソング・コンテスト（Kyiv 2017）
https://eurovision.tv/
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北欧各国の代表も決定！ユーロビジョン・ソング・コンテスト2016
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北欧ニュース編集員
昨年はウクライナ代表のJamalaが優勝。今年はウクライナがホスト国になります。
キエフ大会のテーマは、「Celebrate Diversity」だそうですよ！
ちなみに、2016年のストックホルム大会は「Come Together」、2014年のコペンハーゲン大会は「#JoinUs」、2013年のマルメ大会は「We Are One」、2010年のオスロ大会は「Share the Moment」、2007年のヘルシンキ大会は「True Fantasy」でした。
先日、ウクライナ側が、ロシア代表を入国させられないというニュースが・・・。
スポーツの国際大会でもそうですが、「音楽」というジャンルでいろんな国々が心を分かち合う祭典なのですが・・・複雑な思いになりますね。
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