(photo:Tivoli) 国民的遊園地Tivoliのご近所に 新しい仲間が増えそうです! |
デンマークの首都コペンハーゲンに、世界トップクラスの高層タワーが誕生することで話題となっている。
場所はクルーズ船のターミナルのある海の近く、コペンハーゲンから好アクセスのNordhavn。
新しいランドマークとなるタワー「H.C. Andersen Adventure Tower」は、75階建て、280メートルの高さが予定されている。
また、およそ85,000平方メートルの敷地に、おとぎ話と冒険が楽しめる児童文学作家、H.C.アンデルセンの世界をモチーフにしたテーマパークの建設も予定されている。地元紙によると、完成は2025年から2027年ごろになるといわれている。
タワーとテーマパークを手がけるのは、デンマークの建築デザイン事務所Bjarke Ingels Group(BIG)。
世界の数々のデザインコンペを制し、その実績と引っさげて、故郷デンマークのアイコンとなる巨大プロジェクトに挑む。
75階建てのH.C. Andersen Adventure Towerには、ホテル、ショップ、レストラン、住宅やオフィスなどが入り、展望台からはコペンハーゲンの美しい街並みを楽しむことができそう。
デンマークにはすでに、TivoliとBakkenという、国民から愛されている大きな遊園地が存在するが、そこに、新顔となるテーマパークを迎えることになる。さらには、コペンハーゲンの景色に、これまでになかった高層タワーが現れる。デンマーク、そしてコペンハーゲンにとって、新たな歴史の始まりを予感させる。
H.C. Andersen Adventure Tower
http://hc-andersen-tower.com/
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北欧ニュース編集員
このプロジェクトは、デンマークにとって過去最大級のものだそうで、かなり力が入っていることがうかがえます。高層タワーの計画があったとは、ちょっと驚きました!
アンデルセンのテーマパークの広さは約85,000平方メートルということで、日本の有名な場所でいうと、六本木ヒルズの敷地が84,801平方メートルなので近いですかね。
また、タワーに関しては、日本の高層ビルでは、スカイツリーや東京タワーを除くと、ミッドタウンの約248メートル(54階)が最も高く、280メートル級の高層ビル、しかも75階はかなり凄いものになりそうですね。