このかがり火でも立派なのに・・・! ※画像はイメージです (c)c-yuki/Foap/Visitnorway.com |
今年の夏至は6月21日。クリスマス同様、この夏至のシーズンを大切にする北欧諸国。
今年は、6月22日のミッドサマーイヴ前夜を皮切りに、23日のミッドサマーイヴ、24日のミッドサマー当日、25日のミッドサマーマンデーあたりまで、たっぷりと明るい時間を晩まで楽しみ、太陽を慈しみ、家族とゆっくり過ごすのが一般的。
その中で、ミッドサマーフェスティバルの注目行事として知られるのが「かがり火」。夜空に立ちのぼる大きな炎を眺めながら、夏の訪れを祝うというもの。
かがり火のサイズには場所によってそれぞれだが、特に巨大かがり火で注目を浴びるノルウェーの街がある。ノルウェーの西海岸に位置するAlesund(オーレスン)では、毎年大きなかがり火を約30人がかりで作りあげるという。なんとその高さは47.5メートル。2007年にスロヴェニアが打ち立てた高さを超え、昨年世界一となった。
聖ヨハネの生誕を祝うため、夏至祭の一環として行われる「Slinningsbålet」と呼ばれるそのイベントは、使用済みの輸送用パレットを積み重ね、まさに積み木にように木の塔をこしらえていく。
点火されると木の塔は燃え上がり、巨大な火柱を作りあげる。海に突き出した場所で行われるため、海から巨大かがり火を見ようと、何隻ものクルーザーが押し寄せるという。今年もまた、昨年築いた世界一の記録を超える高さを狙ってくるのか。そのあたりも気になるところだ。
▼2017年は6月24日~25日に開催予定!
SlinningsbåletのFacebookページ
https://www.facebook.com/slinningsbaalet/
▼世界一高い「かがり火」の様子(2016年)
準備段階から撮影された動画。
https://youtu.be/AMSn5rhS0wM
北欧ニュース編集員
約50メートルの高さってどのくらいでしょうか?ビル10~15階建てくらいはありますかね??
現地の方が撮影した動画がアップされているのでいくつか拝見しましたが、積み重ねた木の塔の姿がとても美しいです。点火後もかなり迫力ありそう!
ただ、もはやこれを、かがり火・焚き火と呼んでいいのかどうか・・・?!