Photo:Simon Paulin/imagebank.sweden.se |
髭といえば、日本でも口髭やあご髭をファッションとして、おしゃれに取り入れる男性を見かけるようになった。
サンタさんのように長く伸ばした髭、スポーツ選手のように短くさっぱりとした髭など、髭にもいろいろ個性があるが、そんな髭愛好者たちが、自慢の髭を祝う「World Beard Day」という髭記念日があるらしい。
World Beard Dayは、9月の第一土曜に開催。髭の世界的な地位向上が目的とのことであるが、この記念日がどのようないきさつで設立されたのかは、あまりはっきりとはしていない。一説によると、かつてデンマークのバイキングたちが、髭の栄光を称える特別な日として始まった、というものがある。
世界各地で比較的自由な内容で髭記念日が祝われる中、World Beard Day当日に、髭をシェービングする行為はマナー違反とされているようだ。
スウェーデンでは、9月2日のWorld Beard Dayに、何千人もの髭自慢や敏腕理容師らがストックホルムに集結。市内をパレードした模様。「最も美しい髭」を決める髭コンテストと、その美しい髭を作りあげる「理容師・オブ・ザ・イヤー」が発表された。髭コンテストの選考基準は、手触り、長さ、厚み、カラー、そしてスタイリングとのこと。
2017年の髭の日は過ぎてしまったが、来年の9月に向けて、自慢の髭を整え、世界の人々と髭で交流するのもきっと楽しいに違いない。
北欧ニュース編集員
ご無沙汰しておりました!北欧ニュース再開です。
休み明け一発目の話題が「髭」、ということで、なんとも北欧的な感じで(?)スタートしました。
短めのスタイリッシュな口髭、あご髭が流行っていますが、サンタさん級の長い髭や、モフモフとしたお髭でおしゃれに整えている方など、とても温厚そうな印象で素敵です。
髭コンテストの選考基準に「手触り」という項目もあるようなので、トリートメントやお手入れは欠かせませんね!
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