イメージ画像: 「ムーミンパパ海へ行く」の舞台と 言われるソーダーシャール島の灯台 |
スウェーデン生まれの女優、アリシア・ヴィキャンデルが、リトルミイとメソメソの声を担当することで話題となっているパペット・アニメーション映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド(英題:Moomins and the Winter Wonderland)』(※)が、12月1日にフィンランドとスウェーデンで劇場公開される。
さらにテレビアニメシリーズでも、現代の最新技術を使ったアニメーション映像で、再び動くムーミンが見られそう。
ムーミン公式ホームページによると、フィンランドのアニメーションスタジオGutsy Animationsが、ムーミンの新しいテレビアニメシリーズ『MOOMINVALLEY』を手がけており、背景など、よりイラスト的、絵画的な部分には2Dで、登場するキャラクターたちは3Dで描写するなど、2Dと3Dの最新ハイブリッド技術を使って制作しているという。
英国のクレイアニメーション映画『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』の監督でアニメーターのスティーブ・ボックス氏が、ニック・パイク氏と制作の舵取りを担当。
シリーズは2部構成で、1部13話。1話約22分と見られており、本国では、2019年春からの放送が予定されている。
声のキャストには、数々の映画やテレビドラマに出演している俳優らが参加。ムーミントロールは、映画『キングスマン』(14)のタロン・エガートン、ムーミンパパは、コメディドラマ『トースト・オブ・ロンドン』などで知られるマット・ベリー、ムーミンママは、『ゴーン・ガール』(14)のロザムンド・パイクが務める。
また、スニフは、『ハリー・ポッター』や『スター・ウォーズ』シリーズなど、数々の代表作を持つワーウィック・デイヴィス、フィリフヨンカを、『タイタニック』(97)のヒロイン、ローズ役などで知られる実力派女優ケイト・ウィンスレットが担当する。
(※)日本では字幕版ではなく、吹替版のみ上映。12月2日に劇場公開。
北欧ニュース編集員
トーベさんもお気に入りだったという可愛いパペット・アニメーション映画の公開が控えていますが、昨年発表されていた、新しいテレビアニメシリーズも目下制作中の模様。
2019年春放送とのことですが、日本のファンの皆さんも日本での放送があるのかどうか、ここ、気になるところですね!(2019年は日本・フィンランド外交関係樹立100周年!)