北欧3ヶ国の運命は？W杯ロシア大会の組み合わせが決定
 (photo)Ann-Sofi Rosenkvist/ imagebank.sweden.se |
先月、2018年にロシアで開催されるFIFAワールドカップの出場国が全て決定した。本大会は11都市12会場で開催され、32チームが参加。6月14日から7月15日までの約一ヶ月間、激闘が繰り広げられる。
北欧諸国では、アイスランドがワールドカップ初出場を決め、デンマークとスウェーデンは先月のプレーオフで出場権を見事獲得。現地時間の12月1日に、ロシアのクレムリン宮殿にて組み合わせ抽選会が行われ、それぞれの対戦国が決まった。
歴史的初出場を決め、FIFAランク21位のアイスランドは、前大会準優勝のアルゼンチン、クロアチア、ナイジェリアと共に、グループDに入った。初戦はアルゼンチン。組み合わせ抽選会後、Heimir Hallgrimsson監督は、「普段なかなか戦う機会のないアルゼンチンやブラジルといった南米の強豪と戦えるのがワールドカップ。タフなゲームになると思うが、そんな舞台でプレーできることがとてもロマンティック」と、笑顔で話していたのが印象的。
FIFAランク19位のデンマークは、2大会ぶり5回目の出場。 フランス、オーストラリア、ペルーと同居するグループCに入った。初戦はペルー。デンマークのAge Hareide監督は、組み合わせ抽選会後のインタビューで、「広範囲な地域のチームが揃うとても面白いグループに入った。フランスのことはよく知っているけれど、オセアニア地域のオーストラリアや南米ペルーのことは全くわからないので、これから勉強していきたい」と話した。初戦はペルー。
FIFAランク25位のスウェーデンは、3大会ぶり12回目の出場。欧州予選のプレーオフで強豪イタリアを下しての出場が大きな話題となった。スウェーデンが入ったのは、前大会優勝のドイツ、メキシコ、韓国と同じグループF。今大会最もタフなグループだと言われているが、2016年の欧州選手権後に代表を引退したズラタン・イブラヒモビッチ選手不在の新生スウェーデンに注目が集まっている。初戦は韓国。
ちなみに、FIFAランク55位の日本は、6大会連続6回目の出場を決め、ポーランド、セネガル、コロンビアのいるグループHに入った。 初戦は、前大会も同じグループリーグだったコロンビア。2018 FIFAワールドカップは、ロシアとサウジアラビアの対戦で開幕する。
2018 FIFAワールドカップ ロシア大会
大会期間：2018年6月14日～7月15日
http://www.fifa.com/worldcup/index.html
※FIFAランキングは現時点での順位
北欧ニュース編集員
今大会、北欧からは3ヶ国も出場します！グループリーグで日本がどこかと当たると思っていたのですが、当たらなかったですねー！
どのチームもとにかくまず初戦に焦点を合わせてくると思いますが、日本は前回も対戦したコロンビアと。
本当にかなりの強豪ですが、リベンジに期待したい！！
抽選会を終えたハリル監督のインタビュー映像を見ていると、胸に「くまモン」のピンバッジをされていましたね。熊本地震で被害のあった場所を訪問して回っているハリル監督。
くまモンをロシアへ連れていきたいと公言していました。ロシアW杯でくまモンの姿が見られる？！
