ルミ(上)とピュリュ(中) Photo by Anna Palmroth |
フィンランドの西海岸中部に位置するアハタリ動物園に、1月18日、はるばる中国からパンダのカップルが到着。名前は、「Lumi(Jin BaoBao)」と、「Pyry(Hua Bao)」。ルミはフィンランド語で「Snow」、ピュリュは「Snowfall」を意味する。
2頭のパンダを乗せた飛行機の旅は計画どおりで、雪の舞うヘルシンキ・ヴァンター空港に無事到着。アハタリ動物園と中国からの飼育員や獣医も機内に乗り合わせ、顔見知りの人間たちと一緒だったこともあり、フライト中のパンダたちは終始落ち着いていたという。また、機内では、竹やニンジン、リンゴといった好物なども口にし、リラックスしていた模様。
中国からの獣医や飼育員たちは、パンダ飼育の専門知識など、パンダの世話に関する全てのことを伝えるため、約1ヶ月ほどアハタリに滞在するという。ルミとピュリュは、約1ヶ月後の2月17日に一般のビジターの前に登場する予定。
1973年オープンのアハタリ動物園は、フィンランドで最も古い自然動物園。現在50種以上が飼育されており、そのほとんどが針葉樹林地帯に住む動物である。国際動物保護の活動もまた、アハタリ動物園の重要な任務となっている。
アハタリ動物園
http://www.ahtarizoo.fi/
北欧ニュース編集員
雪で真っ白なヘルシンキ・ヴァンター空港に到着した2頭のパンダ。
長旅お疲れ様でした!すでに注目の的になっていますね。
(ルミが雌で、ピュリュが雄?)
チケットは大人30ユーロ。パンダたちは2月17日よりお目見えとのこと。
日本でも上野動物園のシャンシャンでパンダがまた大人気。
ルミ&ピュリュで、フィンランドもパンダブームとなるか?!
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