Image:Johan Kauppi |
スウェーデン北部、ラップランドにあるハラッズという街に、ユニークな風呂付きのホテルがオープンする。風呂といっても、温かい風呂ではなく、ルーレ川に浮かぶ冷水の風呂。その名も「Arctic Bath」。
「Arctic Bath」は、ハラッズのBodtraskforsの橋の下流に設置。夏はぷかぷかと浮かび、冬場は凍った川の中という、季節によって全く異なる景色を楽しめる。
丸い形をした「Arctic Bath」は、トリップアドバイザーの「死ぬまでに泊まりたい世界のツリートップホテル12」で第1位に選出されたツリーホテルの“鳥の巣”の部屋や“UFO”の部屋で有名な建築家Bertil Harstromと家具やインテリアなどをデザインする建築家Johan Kauppiが手がけた。
「Arctic Bath」のデザインは、川の中に浮遊する木材からインスパイアされており、この丸い形は環境保護の意味もあるという。北極圏の澄んだ空のもとで、日光浴はもちろん、4度に設定されている風呂で冬の入浴を楽しむことができる。
総面積約500平方メートルの浮かんだ建物内には、冷水風呂のほかにサウナ、スパトリートメントルーム、ラウンジ、ショップ、バーやレストランも完備。約25平方メートルの客室が6つあり、宿泊も可能だ。
2018年12月のオープンを目指す「Arctic Bath」。北極圏の自然の中で、冷水風呂とサウナを楽しむことができるスポットは、ハラッズの新しい名所となりそう。
Arctic Bath
http://www.arcticbath.se/
北欧ニュース編集員
マイナス20度になるハラッズ。冷たいお風呂といえど、水温が4度ということは、かなり温かく感じるんじゃないですか?オーロラ観賞も楽しめそう。北欧のユニークなスポットを楽しみたい方、心も身体もリフレッシュしたい皆様、要チェックですよ♪
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