隣国フィンランドもお祝い！2018年はバルト三国が独立100周年
 画像：エストニア100の記念ロゴ |
2018年は、エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国が独立100周年を迎える。
隣国フィンランドでも、各機関や教会をはじめ、両国の国旗を振って多くの人々が祝福のメッセージを発信したという。
まず初めに100周年を迎えたのはリトアニア。「国家再建記念日（Lietuvos valstybes atkurimo diena）」の2月16日、首都ヴィリニュスでは、昨年から2018年2月16日の100周年の記念の日まで毎晩、リトアニアの第2国歌と呼ばれる「Lietuva brangi（My Dear Lithuania）」がリトアニア大公宮の窓から流れ、国民と100周年を祝ったという。
また、その約1週間後の2月24日に、エストニアが100回目となる「独立記念日（Iseseisvuspaev）」を迎えた。エストニアでは、首都タリンを中心に、2017年4月から2020年2月まで、国内外でさまざまな記念行事が催される予定。次世代を担う子供たちや若い世代を意識したイベントなども用意されているという。
リトアニアとエストニアは2月だったが、ラトビアは少し遅れて11月18日で100周年となる「独立記念日（Latvijas Republikas proklamesanas diena）」を迎える。ラトビアもまた、2017年から2021年にかけ、800以上もの行事が予定されており、首都リガをはじめ盛大に祝われる。
バルト三国は、1918年にロシア帝国から独立するものの、1940年にソ連、翌年の1941年にはナチス・ドイツが占領。1944年にソ連が再占領し併合されるが、バルト三国は1991年に独立回復を宣言。
長い道のりを経て、1991年、ソ連がエストニア、リトアニア、ラトビアの独立を承認し、現在に至る。
各国の独立100周年特設サイトは以下のとおり。
エストニア100
https://www.ev100.ee/en
ラトビア100
https://lv100.lv/en/
リトアニア100
http://www.lietuva.lt/100/en/lithuania-celebrates-100
北欧ニュース編集員
昨年はフィンランドが独立100周年でしたが、お隣のバルト三国も今年独立100周年。
2017年から向こう数年間、記念行事が予定されているようなので、この貴重な機会に、バルト三国を訪れて一緒にお祝いムードを感じてみるのもいいですね。
エストニアの首都タリンまではヘルシンキからフェリーで約2時間で行き来できるため、エストニアは訪れたことあるよという方も多いのでは？ラトビアも可愛い手工芸のアイテムなどで今人気ですよね。今年は日本でもバルト三国に触れる機会があるといいですね！
