あの名店が、新店舗になっても、再び上位に！世界ベストレストラン50
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2019年のThe World’s 50 Best Restaurants（世界ベストレストラン50）がシンガポールにて発表され、昨年3位だったフランスのMirazurが、今年世界ナンバーワンのレストランに選ばれた。
北欧からは、昨年はGeranium（デンマーク）の19位が最高位だったが、今年はなんと2位に食い込んだレストランがある。2018年にオープンしたRené Redzepiシェフ率いる新生Nomaだ。旧Nomaが2017年2月に閉店。その1年後、コペンハーゲンの別の場所に新しいNomaをオープンさせた。
同じシェフによるレストランで、料理ジャンルもニューノルディックではあるものの、世界ベストレストラン50の規則により、新しいNomaは旧Nomaと別の新規店舗として扱われるという。そのため今年は、新規で上位にランクインした店を対象に贈られる「Hightest New Entry Award 2019」を受賞、第2位という衝撃デビューとなった。
Nomaの次に続いたのは、同じくデンマークのGeranium。昨年19位だったのが、なんと5位に躍進。Rasmus Kofoedシェフによる、もともと北欧のグルメ界では非常に評価の高い店ではあるが、北欧を代表する三ツ星レストランが底力を発揮。世界ベストレストラン50でもついにトップに顔を連ねた。Geraniumが提供する料理のジャンルは、モダン・スカンジナビアン。オーガニックで厳選された北欧産の食材で構成されるコース料理はまさに“食べる芸術”と呼ばれる。
美食の国デンマークから、トップ5に2店もランクインするという勢いのある北欧のレストラン。ベスト50には、スウェーデンのFrantzénが21位にランクイン。昨年は50位圏外の65位だったことから、Frantzénも大躍進といえる。Bjorn Frantzénシェフ率いるFrantzénが提供するのは、伝統的な手法や現代の技術を融合させた北欧とアジアのハイブリッド料理。評判のメニューがフレンチトーストというのも気になるところ。
今年、北欧のレストランでベスト50入りしたのは3店舗。ベスト100では、全部で8店舗と昨年より2店舗も増え、年々増加傾向にある。特にデンマークに勢いが見られるが、他の北欧諸国の店にも期待したい。
▼今年ベスト100入りしたのは8店！
Noma（デンマーク）2位
https://noma.dk/
Geranium（デンマーク）5位
http://www.geranium.dk/
Frantzén（スウェーデン）21位
http://www.restaurantfrantzen.com/
Maaemo（ノルウェー）55位
https://maaemo.no/
Relae（デンマーク）56位
http://www.restaurant-relae.dk/
Fäviken（スウェーデン）68位
http://favikenmagasinet.se/
Amass（デンマーク）85位
https://amassrestaurant.com/
108（デンマーク）89位
https://108.dk/
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北欧ニュース編集員
Nomaは引っ越しして新しいお店になっても強いですね！2位とは驚きました。
日本からは、傳が11位に！2017年は45位、2018年は17位と来て、今年11位です。来年の順位に期待しちゃいますね。傳は「Art of Hospitality Award 2019」も受賞しています。世界ベストレストラン50常連のNARISAWAは、昨年と同じ22位にランクイン。
＜お知らせ＞
7/22（月）にシネスイッチ銀座にて開催される映画『北の果ての小さな村で』トーク付き一般試写会にご招待！締切は7/9（火）正午。ご応募お待ちしております！
http://www.hokuwalk.com/News/page/page_id/012019070100015001/
