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アゼルバイジャンの首都バクーで開催中のユネスコ(UNESCO:国連教育科学文化機関)第43回世界遺産委員会にて、アイスランド南東部にあるヴァトナヨークトル(Vatnajökull)国立公園が世界遺産として登録されることが決定。世界的に重要な人類の文化遺産の一つとして認められた。
ヴァトナヨークトル国立公園には、アイスランド最大の大きさを誇るヴァトナヨークトル氷河があり、国土の約15%の広さ(2019年7月時点で14701平方キロメートル)を占めるという。また、観賞だけでなく、氷河ハイキングや、自然が生み出す美しさを体験できる氷の洞窟ツアーなども人気の高いアクティビティである。
ヴァトナヨークトル国立公園は、アイスランドでは3つ目の世界遺産となる。1つ目は、地球の割れ目と呼ばれる“ギャウ”がある「シンクヴェトリル国立公園」。これは世界文化遺産として登録。2つ目は、アイスランドの南に位置する無人島「スルツェイ島」。1963年に起きた海底火山の噴火により出現した島が自然遺産として登録されている。
昨年は、グリーンランドで3つ目の世界遺産が誕生し、日本でも、長崎・熊本両県の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が登録された。今年は世界文化遺産に、日本最大の前方後円墳である仁徳天皇陵古墳(大山古墳)をはじめとする大阪府南部の「百舌鳥・古市古墳群」の登録が決定した。
ヴァトナヨークトル国立公園
https://www.vatnajokulsthjodgardur.is/
北欧ニュース編集員
アイスランドで3つ目の世界遺産誕生おめでとうございます!ヴァトナヨークトル氷河は温暖化の影響が大きく出ている場所で、そういった意味でも人類が責任持って守っていかなければならない遺産ですよね。フォトジェニックなアイスケイヴ(氷の洞窟)ツアーもそそられます!
上画像は、ヴァトナヨークトル国立公園にある人気の観光スポット「スバルティフォス」。
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