Photo by Arto Liiti ※画像はイメージ |
2013年に公開され、大ヒットを記録したディズニーアニメーション『アナと雪の女王』。その続編となる『アナと雪の女王2』が、11月22日に日米同時公開されることになり、北欧諸国では、12月の公開が決定。デンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「雪の女王」にインスピレーションを受けた話題作の続編は、北欧各国バージョンのほかに、サーミ語バージョンも製作されることがわかった。
サーミ語には9つの異なる言語があり、そのうちの1つである北サーミ語での製作を検討しているという。ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアに住むサーミの人々の中でも、北サーミ語は、半数以上の人々に使われている言語のようだ。
サーミの人々にとっても、待望のサーミ語版。『アナと雪の女王2』は、サーミ議会、サーミ評議会、そしてウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ共同での製作となる。サーミの子供たちが、自分たちの言語で『アナと雪の女王2』を見ることができると関係者からは喜びの声があがっているという。サーミ語版は、今年12月、北欧各国版と同時公開される予定。
『アナと雪の女王2』では、エルサの魔法の力の秘密を解き明かすために、エルサとアナの姉妹が、仲間と一緒に冒険の旅へと繰り出すといった内容。声優は前作と変わらず、エルサ役にイディナ・メンゼル、アナ役にクリステン・ベルが担当。監督も、クリス・バックとジェニファー・リーが務める。日本版もまた、エルサ役に松たか子、アナ役に神田沙也加のコンビが盛り上げる。
▼『Frozen 2』Official Trailer(11/22公開)
https://youtu.be/Zi4LMpSDccc
▼『アナと雪の女王2』日本版吹替特報(日本語版)
https://youtu.be/yQukGc0HHeY
▼『アナと雪の女王2』特設サイト
https://www.disney.co.jp/movie/anayuki2.html
北欧ニュース編集員
祝・サーミ語版!これはサーミの人々にとって、嬉しい出来事ですね!
例えば、トナカイ飼育、サーミの伝統音楽「ヨイク」、サーミの衣装、登場人物のクリストフを通じて、より深くサーミの文化や風習などに触れるシーンがあるといいなと思います。
※北欧ニュース、次号は9月になります。少し間が開いてしまいますが、皆様良い夏をお過ごし下さいね!
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