フィンランドが3年連続首位！北欧諸国上位独占！世界幸福度ランキング2020
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国連が発表する世界の幸福度調査レポート「世界幸福度ランキング2020」が先月発表された。今年は156の国と地域が対象となっている。
同ランキングは世界の人々がどれだけ幸せに感じているかを調査したもので、2020年は、社会や都市、自然環境が、どのように我々の幸福に影響を与えているかについて、より深く掘り下げた内容になったという。
今回も上位を独占した北欧諸国。フィンランドがその座を譲ることなく、3年連続で首位を獲得した。2位も前回と変わらずデンマークが死守。4位にアイスランド、5位にノルウェー、7位にスウェーデンと、5カ国全てトップ10入りを果たしている。
調査結果は、対象国の人々が自分の幸福度を10段階で自己評価したものに基づいて算出される。例えば、「1人あたりのGDP」や「健康寿命」といったデータに基づいた項目のほか、主観的な回答を求められる質問もがいくつかある。
それは、困ったことがあったら、いつでも助けてくれる親戚や友人がいるかどうかを問われる「社会的支援」や、自分の人生で何をするかを選ぶ自由があるかどうか、それに満足しているかどうかを答える「人生の選択をする自由」の項目。
さらには、1カ月以内に慈善団体にお金を寄付したことがあるかどうかの「寛大さ」を問う質問や、政府・企業内に汚職が広まっているかどうか「汚職」に対しての認識を問うもの。幸福・楽しさを感じているか、心配・悲しみ・怒りを感じるかといった「満足度」を数値化している。
フィンランドのスコアは現在、トップ10の他の国を圧倒。2位のデンマークは昨年から平均スコアが上昇。昨年3位だったノルウェーは平均スコアが少し低下したものの5位。4位のアイスランドは3年間、平均スコアにほとんど変化がなく、また、昨年と同じ7位のスウェーデンの平均スコアもほぼ変化なく安定している。
▼世界幸福度ランキング2020 トップ10
1．フィンランド
2．デンマーク
3．スイス
4．アイスランド
5．ノルウェー
6．オランダ
7．スウェーデン
8．ニュージーランド
9．オーストリア
10．ルクセンブルク
https://worldhappiness.report/
北欧ニュース編集員
フィンランド3年連続首位おめでとうございます。北欧諸国、強い！
アジアのトップは台湾の25位でした。日本は順位を落として62位。欧米が上位を独占しているのは、やはり自分が感じる主観的な満足度が高いことが強く関係しているようです。（日本人やアジア人は評価が厳しめ、控えめという説も？？）
