2020/04/14 今日は「アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

木をハグしよう、大切な人を守るために


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※写真はイメージ

現在、人から人へ感染する新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、人と物理的な距離を置く「ソーシャルディスタンス(Social Distance)」を守ることが世界的に推奨されている。目安は人と約2メートルの距離を開けること。

そんな中、アイスランド森林局では、人々に“木をハグするよう”勧めている。いつもしているようにハグをしていては、今は大切な人たちを新型コロナウイルスに感染させてしまう可能性がある。そのため、人の代わりに木を抱きしめようというもの。

アイスランドの地元紙によると、地元の人々が他の人と接近することなく散歩を楽しむことができるよう、東アイスランドの森林警備隊員らが雪で覆われた道をこまめに除雪して綺麗にしているという。

世界でもTree-huggerと呼ばれる木を抱きしめる人々がいる。木を抱きしめると、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンというホルモンのレベルが上昇。穏やかになり、心の繋がりを感じたり、リラックスしたりするのだそう。また、精神を安定させるホルモンのセロトニンや、やる気を生むドーパミンというホルモンも分泌され、幸福感が得られるのだとか。

森林警備隊員によると、木を抱きしめる時、目を閉じて、つま先で感じて、足、胸、そして頭の中で感じると良いらしい。自分をリセットし、また新たな日々に挑もうという気持ちが芽生えるのだそう。

運動不足解消にもなり、リフレッシュにもなる。隊員たちは森の中で2メートルの間隔を空けているため、訪問者は互いに近づきすぎることなく、自然を楽しむことができる。


北欧ニュース編集員


木を抱きしめたり、寄りかかったりするだけで、浄化されるというか、癒されますよね。木のサイズは特に立派な大きなものでなくてもOKだそう。手前にある木ではなく、なるべく森の奥深くにある木のほうが良いそう。目を閉じて数分間、木と対話し、自分を見つめるのもいいですね。手で木に触れるだけでも、パワーをもらえそう!近所に木が多い公園がある方はトライしてみては?

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