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4月24日、フィンランドの社会保険機関Kelaより、2020年版のマタニティパッケージが発表された。マタニティパッケージとは、新生児に必要なアイテムを詰めたパッケージを、出産予定のママたちに国が提供するもので、80年以上も前にフィンランドでスタートした社会保障制度サービスである。
赤ちゃんのファースト・ベッドとしても使える箱は、Ilona Partanenによるデザイン「mustikkamaito(ブルーベリーミルク)」。2017年にKelaが実施したマタニティパッケージのデザインコンペで受賞したデザインの1つで、デザイナーの子供時代、夏、幸せといったキーワードを盛り込んだものだという。
防寒着(スノースーツ)のデザインは、今回初めて一般投票で決定。計9300票のうち、68%の人に選ばれたのが今年のデザインに。ダークブルーの地に熊のパターンがあしらわれている。
ユーザーの声を反映しているアイテムは、例年とほぼ変化はないものの、今年は赤ちゃんの成長に合わせて使える取り外し可能なエクステンダー付きのボディスーツが新しく仲間入り。成長してピチピチになりがちな股の部分を伸ばして使えるため、より長く使えて便利になった。
今年は特に製品の品質に重点が置かれたというマタニティパッケージ。アイテムは全て、フィンランドとEUが満たす条件をクリアしていなければならない。
前年度版のパッケージの在庫が無くなり次第、新パッケージに移行。明確な切り替えの日は定かではないが、2020年版の配布は、5月から6月初旬にスタートする予定。
フィンランドではマタニティパッケージと現金支給のどちらかを選べるようになっているが、マタニティパッケージは非常に人気があり、約7割がマタニティパッケージを選んでいるという。
2020年版マタニティパッケージ
https://www.kela.fi/web/en/maternity-package-2020
北欧ニュース編集員
柄物ばかりでなく、シンプルなロンパースや無地のパンツなど、男の子女の子問わず合わせやすく、使いやすそうなアイテムが揃っているところがすごい!
ちなみに、2017年のKela主催のデザインコンペで受賞したRobert Lönnqvistさんのデザインは、2018年と2019年のマタニティパッケージに採用されました。同じく受賞者の一人で日本人デザイナーのAya Iwayaさんのデザインも後程採用される予定とのこと。
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