2020/11/10 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

北欧で2都市目!フィンランド南東部の町がヨーロッパで最も緑豊かな都市に選出




Photo by Juho Kuva / Visit Finland

フィンランド南東部に位置する都市、ラッペーンランタ(Lappeenranta)が、ブルガリアのガブロヴォ(Gabrovo)と共に、ヨーロッパで最も緑豊かな2都市のうちの1つに選出され、「ヨーロッパで最も緑豊かな都市2021」(2021年度European Green Leaf賞)を受賞した。ラッペーンランタは、ロシアの国境から約30キロメートル離れた場所に位置し、フィンランド最大の湖であるサイマー湖の南岸にある町。

欧州委員会主催の同賞は、人口が2万人から最大10万人の町や都市を対象に、環境面で優れた実績を持ち、緑の保護や発展に取り組む都市に与えられる。ラッペーンランタがEuropean Green Leaf賞のコンテストに参加したのは今回が2度目だという。

ラッペーンランタは、緑豊かな都市モデルとして、発展への取り組みが認められ、全ての指標で上位にランクされた。クリーンエネルギー研究、持続可能性、循環経済、水処理技術などの分野で世界レベルの革新的な大学研究施設があることも大きな要素。 「ラッペーンランタ2033戦略」として、EKOenergy認定の再生可能エネルギーのみを使用した世界初の都市であることも評価された。

北欧の都市では、ベクショー(スウェーデン)が2018年度に受賞。これまでに計9つのヨーロッパの都市がEuropean Green Leaf賞に輝いている。

また、2022年度のEuropean Green Capital賞も発表され、フランスのグルノーブルが受賞。前回2021年のEuropean Green Capital賞には、フィンランド南部の町、ラハティが選出されている。北欧では、2010年にストックホルム(スウェーデン)、2014年にコペンハーゲン(デンマーク)、2019年にオスロ(ノルウェー)が受賞している。

Visit Lappeenranta
https://visitlappeenranta.fi/


北欧ニュース編集員


ラッペーンランタには、地元が誇る名物グルメがあるようです。それは、AtomiとVetyという名前のサンドウィッチのようなパン(ミートパイと説明がありますが、見た目はサンドウィッチのよう)。Atomiはハム又はゆで卵を、Vetyはハムとゆで卵の両方。フィリングは、生タマネギ、ガーリックマヨネーズ、キュウリのピクルスサラダ、ケチャップ、マスタード。ラッペーンランタに行ったら、湖のほとりでこのグルメを堪能しなきゃですね!

※Atomiは原子爆弾、Vetyは水素爆弾という意味。
その奇抜なネーミングの理由は?
ブログで触れています!

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