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1881年創業のフィンランドが生んだデザインブランド「イッタラ」。今年140周年という節目を迎え、企業が歩んだ軌跡を紹介する展覧会「Iittala -Kaleidoscope:Nature to Culture(イッタラ-カレイドスコープ 激動の軌跡:自然から文化へ)」がヘルシンキ・デザインミュージアムにて開催される。
同展のキュレーターを務める建築家のフロレンシア・コロンボ氏とインダストリアルデザイナーのヴィッレ・コッコネン氏は、歴史を直線的に時間軸で紹介するのではなく、約30テーマに沿って構成した。
イッタラの中核にあるガラスと、長年愛されているクラシックデザインに着目し、デザインミュージアムの1万点以上もあるイッタラコレクション、膨大な資料や画像のアーカイブと共に、個人や企業・財団の所蔵品を加えた内容になっている。
あらゆる角度、視点から歴史を紐解いていき、こだわりの素材選びから設計、製造、人々の生活に行きわたるまでの過程も追っている。フィンランドの歴史そのものと言っても過言ではないとされるイッタラの歴史。イッタラが歩んだ140年という“旅”を記念する展覧会になるという。
サブタイトルの「自然から文化へ」というのは、イッタラの歴史を表している。フィンランドの特性、次々と生み出していくというサイクルを表現。タイトルの「kaleidoscope」は、古代ギリシャで“美しい”という意味がある。
コロンボ氏とコッコネン氏は、大人から子どもまで、できるだけ多くの作品を見てもらうために工夫を凝らし、3つの異なる高さの棚を使うなど見せ方にもこだわった。また、隠れた秘密を解き明かすために、イッタラ村で家族のように過ごしながら働く、多くの職人やスタッフにインタビューを実施したという。ガラスを吹くための型を作る人、吹く人など、一人ひとりの動きや作業内容がどのようになっているのかを探った。
展覧会は今年9月19日まで開催予定。3月末にスタートする予定だったが、新型コロナウイルスの影響で現在美術館は休館中。開始時期は4月以降詳細が発表されるという。
https://www.designmuseum.fi/en/
同展のキュレーターを務める建築家のフロレンシア・コロンボ氏とインダストリアルデザイナーのヴィッレ・コッコネン氏は、歴史を直線的に時間軸で紹介するのではなく、約30テーマに沿って構成した。
イッタラの中核にあるガラスと、長年愛されているクラシックデザインに着目し、デザインミュージアムの1万点以上もあるイッタラコレクション、膨大な資料や画像のアーカイブと共に、個人や企業・財団の所蔵品を加えた内容になっている。
あらゆる角度、視点から歴史を紐解いていき、こだわりの素材選びから設計、製造、人々の生活に行きわたるまでの過程も追っている。フィンランドの歴史そのものと言っても過言ではないとされるイッタラの歴史。イッタラが歩んだ140年という“旅”を記念する展覧会になるという。
サブタイトルの「自然から文化へ」というのは、イッタラの歴史を表している。フィンランドの特性、次々と生み出していくというサイクルを表現。タイトルの「kaleidoscope」は、古代ギリシャで“美しい”という意味がある。
コロンボ氏とコッコネン氏は、大人から子どもまで、できるだけ多くの作品を見てもらうために工夫を凝らし、3つの異なる高さの棚を使うなど見せ方にもこだわった。また、隠れた秘密を解き明かすために、イッタラ村で家族のように過ごしながら働く、多くの職人やスタッフにインタビューを実施したという。ガラスを吹くための型を作る人、吹く人など、一人ひとりの動きや作業内容がどのようになっているのかを探った。
展覧会は今年9月19日まで開催予定。3月末にスタートする予定だったが、新型コロナウイルスの影響で現在美術館は休館中。開始時期は4月以降詳細が発表されるという。
https://www.designmuseum.fi/en/
北欧ニュース編集員
同展に合わせて、キュレーターの二人による著書『イッタラ ブック』(Phaidon刊)が4月に出版される予定とのこと。ブランドの歴史を綴っているだけでなく、建築やその他デザインといった多様な視点で紹介されたものになっているそうです。
現時点で美術館はまだ臨時休館中ですが、オンラインイベントも検討中。フィンランドを訪れることが出来ない場所からも参加できるイベントがあると嬉しいですね。展覧会自体もぜひ巡回してもらいたい!
※Facebookにてガイドツアーライブ配信あり!
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