Photo by Cecilia Larsson Lantz/ Imagebank.sweden.se |
2020年は新型コロナウイルスの影響で相次いで中止となっていた北欧各国の桜まつり。
毎年、4月中旬から5月上旬あたりに開催されていた春のお楽しみイベントだが、今年はどのような様子になっているのだろうか。
スウェーデン・ストックホルム王立公園で開催される恒例の桜まつりでは、日本の歌や和太鼓、よさこい踊り、武道、琴や尺八の演奏、書道のパフォーマンスなどが披露され、毎年賑わいを見せる。
しかし、ストックホルム日本人会によると、集会、イベントやクラブ活動は、同国の公衆衛生庁の規制により、現在中止となっているため今年も見送りとなっている。
フィンランド・ヘルシンキの桜まつり「Roihuvuoren Hanami」もまた昨年同様、今年は開催されない様子。
祭りはないが、毎年、美しい桜を見せてくれるロイフヴオリ公園にて、4月17日(土)の現地時間14時より、春の大掃除と題して、ロイフヴオリ協会主催による公園のゴミ拾いイベントが開催される。
参加者にはソーセージ(ビーガン有)やコーヒー、紅茶などが提供される予定。
ロイフヴオリ公園には300本弱におよぶ桜の木が植えられており、毎年5月に美しい桜を眺めることができる。
Roskaton Roihis - siivoustalkoot(ゴミ拾いイベント)
https://www.facebook.com/events/922520171919647
Roihuvuoren Hanami
https://www.roihuvuori.fi/hanami/
デンマーク・コペンハーゲンでは、毎年、Langelinie Parkにて「Copenhagen Sakura Festival」が開催されている。
今年もまた、新型コロナウイルスの影響でフィジカルなイベントは開催出来ない様子。
しかし、4月17日(土)の現地時間12時より、オンラインの形で開催されるという。
公式ホームページとYouTubeチャンネルで、どこからでも参加できるオンラインライブ配信にてユニークなフェスティバルを初開催。
日本の文化、武道、音楽、芸術パフォーマンスなどが披露される予定。(オンデマンド視聴可)
Copenhagen Sakura Festival 2021
https://www.facebook.com/events/288931312596821/
Copenhagen Sakura Festival公式HP
https://sakurafestival.dk/
北欧ニュース編集員
各国違いがあるものの、少しずつ規制が緩和されている北欧諸国。
しかし、屋外での集会人数にもまだまだ制限がある為、北欧でもフィジカルでのイベントは現在の状況では難しいようです。
コペンハーゲンのようなオンラインで楽しめる桜まつり、いいですね!
コペンハーゲンの桜も映るでしょうか。
興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。