Grieghallen. Photo: Thor Brødreskift. Tine Thing Helseth. Photo: Anna-Julia Granberg. |
新型コロナウイルスの影響により、世界各国、イベントをどのように開催するか模索が続く中で、北欧諸国最大規模のフェスティバルであるベルゲン国際フェスティバルは、会場での開催を中心に、一部事前収録済みのデジタル配信または、ライブストリーミング配信するなど、フィジカルとヴァーチャルのハリブリッドの形で開催されるという。
1953年に設立された同フェスティバルは、ノルウェーを代表する作曲家エドヴァルド・グリーグの家などを含む70以上の会場で、ノルウェーのアーティスト、ミュージシャン、現代アート、舞台芸術に触れることのできる音楽と芸術の祭典として親しまれており、400以上ものイベントが15日間続く。
フェスティバルの主軸は、クラシック音楽と演劇。音楽、演劇、ダンス、オペラ、視覚芸術など、さまざまな形で芸術を披露する。このコロナ禍において主催者は、安全な形で、できるだけ多くの地元の人を招待し、刺激を与え、来場者を迎え入れて開催することを決意した。
5月26日の初日に開催されるオープニングセレモニーは、自宅をはじめ、どこからでも視聴できるようストリーミング配信される。オープニングセレモニーは、会場であるGrieghallen(グリーグホール)の来場者のほか、オンラインで参加する世界中のオーディエンスが視聴する予定。ノルウェー国歌や伝統的な歌、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団のミュージシャンによる演奏なども体験できる。
ベルゲン国際フェスティバルは、5月26日から6月9日まで開催予定。
第69回ベルゲン国際フェスティバル
https://fib.no/en/
オープニングセレモニー(オンライン視聴可)
https://fib.no/en/programme/opening-ceremony/
北欧ニュース編集員
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