2021/07/13 今日は「スウェーデン・フィンランド・デンマーク・ノルウェー・アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

東京五輪、まもなく開幕!前大会での北欧5カ国の戦績と今大会の出場種目は?


Photo by DCU Bike City Copenhagen
※画像はイメージ

まもなく開幕となる東京五輪。当初、2020年7月24日から8月9日まで開催される予定が、新型コロナウイルスにより延期。今年の7月23日から8月8日まで、感染対策を施した中での開催となる。(パラリンピックは8/24~9/5)

ウィンタースポーツを得意とする北欧諸国は、冬季五輪のイメージが強い傾向にある。夏季五輪ではどんな競技に参加するのだろうか。ここでは、日本の五十音順で、アイスランドから見てみよう。

アイスランドは、1912年に公式デビューし、世界恐慌(1920年~1932年)の4大会以外の夏季五輪に出場中。一番最近の五輪でのメダル獲得は、2008年の北京五輪でのハンドボール男子の銀メダル。前大会のリオ五輪でのメダルはゼロだった。東京五輪では、陸上2名、水泳1名の計2競技のみ、3名の参加が予定されている。

スウェーデンは、一部のみの参加だったセントルイスの1904年の大会を除き、全ての夏季五輪に出場中。リオ五輪では、金2個、銀6個、銅3個の計11個だった。水泳と自転車で金メダル、水泳、自転車、射撃、ゴルフ、馬術、サッカー女子で銀メダル、水泳で1個、レスリングで2個の銅メダルに輝いた。水泳のサラ・ショーストロム(Sarah Sjöström)選手は金銀銅を各1個ずつ獲得した水泳界のスター選手。東京五輪では、サッカー女子、陸上、水泳、馬術、セーリング、卓球など、計22競技で参加予定。ハンドボールは男女で出場が決定している。

デンマークは、1904年のセントルイスでの夏季五輪を除き、全て出場中。リオ五輪では、パーニル・ブルメ(Pernille Blume)選手が水泳女子50メートル自由形で金、ハンドボール男子で金と、2つの金メダルを持ち帰った。さらに、銀メダルが6個、銅メダルが7個と、計15個のメダルを獲得。北欧5カ国の中では最多。東京五輪では、ハンドボール(男子)、自転車、陸上など、計15競技に参加予定。

ノルウェーは、1900年にデビューして以来、セントルイスでの1904年とモスクワでの1980年の2回を除き、全ての夏季五輪に出場中。リオ五輪では、ボート競技で銅2個、レスリングで銅1個、2大会連続チャンピオンとして臨んだハンドボール女子は準決勝で敗退。3位決定戦で意地を見せ、銅メダルを獲得。計4個の銅メダルを母国に持ち帰った。東京五輪では、ハンドボールが男女で出場。金メダル奪還を目指す。他に、陸上、セーリング、自転車など、計13競技に参加予定。

フィンランドは、1908年のデビュー以来、全ての夏季五輪に出場。2016年のリオ五輪では、メダル獲得が危ぶまれたが、ボクシング女子ライト級でミラ・ポトコネン(Mira Potkonen)選手が銅メダルを獲得し、母国に唯一のメダルをもたらした。二児の母として挑んだリオ五輪では、前大会の金メダリストを倒してのメダル獲得だった。東京五輪では、陸上、セーリング、射撃、水泳など、計11競技に参加予定。

※参加競技情報は7/13時点

2020東京オリンピック(7/23-8/8)
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/
2020東京パラリンピック(8/24-9/5)
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/paralympics/


北欧ニュース編集員


2016年のリオ五輪、日本は金12、銀8、銅21で計41のメダルを獲得しています。水泳、柔道、体操、レスリング、バドミントン、卓球、重量挙げ、カヌー、シンクロナイズドスイミングなど、多くの選手の皆さんの活躍が思い出されます。こんな状況下ですが、来日してくださる選手のみなさん、日本代表の選手のみなさんには、思い切り力を出し切っていただきたいですね!

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