2021/11/09 今日は「スウェーデン・フィンランド・デンマーク・ノルウェー・アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

北欧5カ国代表のうち、今年の映画に選出された作品は?北欧理事会映画賞2021


今年の受賞作品は?スピーチの様子。


授賞式には、デンマークのフレデリック皇太子と
メアリー皇太子妃(中央)の姿も。
Photo by Magnus Fröderberg/norden.org

2020年7月1日から2021年6月30日までの間に上映され、北欧文化にルーツを持つ芸術性の高い長編映画に授与される「北欧理事会映画賞(Nordic Council Film Prize)」が、11月2日に発表された。

この賞は毎年、北欧5カ国から各1作品ずつ、計5つの国の代表作品が選出され、その中の1作品に贈られるというもの。

今年、北欧理事会映画賞を受賞したのは、デンマークのアニメーション・ドキュメンタリー『Flugt(Flee)』。現在の移民論争について、具体的で際どい質問を投げかけ、美学、政治、人道的な側面が巧みに描写されていると高い評価を受けた。

この作品に登場するのは、ヨナス・ポエール・ラスムッセン監督の実在する幼なじみのアミン。彼はアフガニスタンからデンマークへやってきた子供難民で同性愛者。人生の大きな転換期でもある「結婚」に直面する彼の実話を基に制作された物語。アミンはラスムッセン監督とともに、この作品の共同脚本家を務めている。

ノミネートされていた他の北欧諸国の作品はというと、フィンランドの『Ensilumi(Any Day Now)』もまた、難民の家族を取り上げている。イランからやってきたフィンランドの難民センターに住む13歳のラミンと彼の家族の物語。

アイスランドの『Alma』は、父親の殺人を目撃した3歳のアルマと母親は故郷から逃げ出し、アイスランドに定住。ノワール的な復讐劇として始まるが、美しいラブストーリーへと昇華する。

ノルウェーの『Gunda』は、郊外の農場で暮らす母ブタのGUNDAと動物たちの本質と美に迫るモノクローム作品。最も革新的なドキュメンタリー作家と呼ばれるヴィクトル・コサコフスキー監督の最新作。

スウェーデンの『Tigrar(Tigers)』は、16歳でイタリアの名門サッカークラブでプレーする夢を実現させたマルティン・ベントソン(Martin Bengtsson)の実話。犠牲、献身、プレッシャー、孤独に襲われた天才サッカー少年の生涯を描いた作品。


北欧ニュース編集員


受賞したデンマークの『Flugt(Flee)』は、サンダンス映画祭でワールドシネマドキュメンタリー部門のGrand Jury Prizeを、また、アヌシー国際アニメーション映画祭では、最優秀長編映画賞を受賞しています。来年以降も、国際的に多くの成功を収めるだろうと、非常に期待値の高い作品になっているそうですよ!アニメというのも興味深いですよね。日本でも公開されるでしょうか!?

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