2022/02/08 今日は「アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

アイスランドの長寿姉妹、二人合わせて205歳に!


Photo by Brett Sayles / Pexels
※画像はイメージ

アイスランドで最も高齢で有名な姉妹の妹、Margrét Franklínsdóttirさんが先月、100歳の誕生日を迎え、グズニ・ヨハンネソン大統領から祝福の手紙が届いたと地元紙が報じた。

Margrétさんは、1922年1月10日生まれで先月100歳になった。姉のNannaさんは、1916年5月12日生まれで現在105歳。二人合わせて合計205歳という長寿姉妹である。現在、二人ともに、アイスランド北部の病院にいるという。

Margrétさんは13人兄弟姉妹の12人目。兄弟姉妹のうち、亡くなった9人は少なくとも90歳は超えていたという長寿一家。姉妹の1人のAnna Margrétさんは2015年に105歳で、母親のAndreaさんもまた97歳で亡くなっている。100歳を迎えたMargrétさんは、視力こそ低下しているものの、記憶力は優れているそうだ。

4年前に100歳を迎えた姉のNannaさんは、地元紙に、どんな食事や生活をしているのかを答えている。健康食品などを接種せず、長年アイスランド人がずっと食べ続けている伝統的な塩漬けや燻製などの料理を普段からよく口にしているとのこと。また、たっぷりとホエイ(乳清)を接種していると話していたという。

ホエイとは、よくヨーグルトに見られる淡い黄色をした上澄み液。タンパク質やミネラル、ビタミンが豊富に含まれており、免疫機能を高め、筋肉修復効果があるといわれている。

世界の中でも長寿国の一つとして知られるアイスランド。WHOの最新の報告書「World Health Statistics 2021」によると、2019年度のアイスランドの男性の平均寿命は80.8歳 女性は83.9歳で、男女の平均が82.3歳だった。この数字を見ていても、MargrétさんとNannaさん姉妹の一家は、かなりの長寿ということがわかる。

また地元紙によると、2021年末時点で、アイスランドには100歳以上が43人(うち男性が8人)住んでいるという。


北欧ニュース編集員


日本も長寿国として知られていますが、上記と同じ「World Health Statistics 2021」によると、日本人男性の平均寿命は81.5歳、女性は86.9歳、男女平均は84.3歳だそうです。
ちなみに、世界の平均寿命は、2000年は66.8歳だったのが、2019年には73.3歳になったとのことです。
アイスランドのご長寿姉妹にも、末永くお元気でいていただきたいですね!

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