画像はイメージ Photo by Helena Wahlman/ imagebank.sweden.se |
ストックホルムやヨーテボリに続くスウェーデンで3番目に人口が多い、スウェーデン最南部の都市マルメ市に、話題になっている「ゴミ箱」がある。
そのゴミ箱にゴミを捨てると、女性または男性の声による、ため息まじりのセクシーボイスで短いメッセージが返ってくるというもの。いくつかのパターンがあり、全てスウェーデン語で、観光客にも分かりやすそうなのが、「う~ん」と少し溜めてからのセクシーな「Tack~」(※ありがとうの意)ではないだろうか。(下記動画参照)
Davidshallsbron橋に2つあるというゴミ箱は、マルメ市によって設置されている。設置理由は、ゴミのないきれいな街にしようというもの。
実はこれは、新しいものではないそうで、市がおしゃべりゴミ箱を設置したのは2017年のこと。当時設置されたのは18個だが、おしゃべりをするゴミ箱は現在2つのみとなっている。
マルメ市は、パンデミックの間、互いに距離を保ち、ルールを守ってくれた利用者に感謝の意を込めて、今月、ゴミ箱の声をリニューアル。声の主は、マルメ市があるスコーネ地方の著名人だそう。
コロナが落ち着いてきた頃に、人々が再び街を歩き、活動するとゴミが増え、ポイ捨てする人が出てくる。マルメ市は、持続可能な環境にやさしい街づくりで知られている街。きれいな街を維持するためにも、ポイ捨てについて、もっと多くの人に真剣に考えてもらい、話しあってもらいたいという市のキャンペーンの一環だという。
▼話題になっているマルメ市のしゃべるゴミ箱
https://youtu.be/Z33RX2EpLXE
https://youtu.be/SFk26FNxYGY
北欧ニュース編集員
18禁ゴミ箱ですね(笑)
どんな言葉が返ってくるか、内容気になりますよね。残念ながら、文字にしてみても官能的になってしまうので(笑)、ここでは控えますが、気になる方は上記動画リンクをご覧になってみてくださいね。
どうやら現地では、新しい声になって数日(?)は、ゴミを捨てたくて行列が出来たというエピソードも。市が設置しているというのも面白いですよね。ユーモアのあるゴミ箱で、ポイ捨てが減りますように!