2022/07/05 今日は「スウェーデン」よりこんなニュースが届きました!

木の上に宿泊できるスウェーデンのツリーホテルに8つ目となる新しい客室が誕生






Photo by Mats Engfors, Fotographic

スウェーデンのルレオ空港から車で約1時間の場所、Harads(ハラッズ/ホーラズ)にあるTreehotel(ツリーホテル)に、8つ目となる新しいホテルルームが6月にオープンした。

ツリーホテルは、木々に囲まれた森の中で、風景の中に溶け込むようなユニークなデザイン客室から、個性的でモダンなデザインの客室まで、唯一無二の貴重な体験が得られることで話題となっている宿泊施設である。

鏡張りの立方体の形をした「ミラーキューブ」や鳥の巣そっくりの「バーズネスト」といった個性あふれる客室が揃うツリーホテルに、「BIOSHERE(バイオスフィア:生物圏)」という名前の新しいツリールームが仲間入りした。

バイオスフィアは、さまざまなサイズの300以上の巣箱に囲まれたような外観の部屋。自然のど真ん中で、森の野鳥とともに生活をしているような感覚を体験できる部屋になっている。設計を担当したのは、ニューヨークのワールドトレードセンターやデンマークのレストラン「noma 2.0」、レゴハウスなど、数々の国際的な建築に携わるデンマークの建築家のBjarke Ingels Group(BIG)。

6月17日にオープンし、現在予約可能。他にはない完全にユニークな雰囲気をまとったツリールーム「バイオスフィア」は、地元の鳥の個体数の保護にも役立っているという。

部屋はダブルベッドが1つで2人用。インテリアはシンプルで実用的。シャワー、サウナ、水道あり。屋上テラスにもアクセス可能で、360度の景色を眺めることができる。季節に応じて変動はあるものの料金は12000SEKより。朝食はビュッフェ式。0歳から2歳の幼児は無料。

夏の間は、一晩中明るい白夜を体験することができる。また、9月から3月までは、オーロラ鑑賞のチャンスも。アウトドアキャンプとはまた異なる異空間での刺激的な時間を過ごせるに違いない。

https://www.treehotel.se/en/


北欧ニュース編集員


木の上にあるお家というだけで、童心をくすぐられませんか?森の中に、宙に浮いているようなツリールーム。新しい客室「バイオスフィア」もかなりインパクトのあるデザインですよね(ブログに大きいサイズで掲載)。どんな景色で、どんな音が聞こえて、どんな感覚になるのか。体験した人でないとわからない未知の世界ですね。

※来週と再来週(7/12と19)の北欧ニュースはお休みします。

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