アイスランド大統領、チェスの世界選手権に登場！笑顔で敗北を認める！？
 Photo by Pixabay / pexels  2019年の秋に来日されたアイスランド大統領夫妻 （駐日アイスランド大使館にて） Photo by hokuwalk.com |
アイスランドの首都レイキャビクにて、第2回国際チェス連盟（FIDE）のチェス世界選手権「World Fischer Random Chess Championship」が、10月25日から30日まで開催。アイスランドの大統領、グズニ・ヨハンネソン大統領（Guðni Th. Jóhannesson）が、8歳の少年Haukur君に敗れたという。
大統領は、チェス大会の動画を、自身のTwitterアカウントを通じて投稿。敗れたにも関わらず、ゲームを楽しんだと報告。負けたけれど、「素晴らしい時間を過ごした」とツイートし、また、「最も重要なのは、ゲームを楽しむことですよね？」とお茶目にコメントしている。
ちなみに、この大会で優勝したのは、アメリカのチェスのグランドマスター、ヒカル・ナカムラ氏。大阪府枚方市出身で、日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれた。2歳の時に一家で渡米。史上最年少記録となる10歳でアメリカのチェス連盟 (USCF) のナショナルマスターの座を獲得。2005、2009、2012、2015年の全米チェスチャンピオンに輝いたプロのチェスプレーヤーだ。
8歳の若いチェスプレーヤーとの戦いをエンジョイしたグズニ・ヨハンネソン大統領は、2016年より、アイスランドの大統領を務めている。歴史家でもあり、大統領就任前は、アイスランド大学で歴史学の講師をしていたという。
コロナ前の2019年の秋には、天皇陛下の即位の礼参列のために、エリーザ・リード大統領夫人と来日。安倍総理大臣との会談や大学での講演会など、滞在中は忙しいスケジュールをこなした。駐日アイスランド大使館で行われたレセプションでは、「日本に来るのを楽しみにしていた」とリラックスした雰囲気で来場者と会話を交わしていた。
グズニ・ヨハンネソン大統領のTwitter
https://twitter.com/PresidentISL
World Fischer Random Chess Championship 2022
https://www.frchess.com/
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北欧ニュース編集員
2019年に来日された際に、大使館でアイスランド大統領夫妻にお目にかかりました。一国の大統領とファーストレディーにお会いする機会なんて、なかなかないと思うのですが、とっても気さくであたたかい雰囲気だったのを思い出します。またぜひ、日本にもいらしていただきたいですね。
