2022/11/29 今日は「スウェーデン・フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

2022年のフィンランド・ルチアを発表!戴冠式後のパレードは3年ぶりの開催へ


2022年のフィンランド・ルチアに選ばれた
ウィルマ・グロンクヴィストさん
Photo by Folkhälsan/Henrik Schütt

スウェーデン語系フィンランド人の社会福祉団体「Folkhälsan」が開催する恒例のルチアコンテスト。10名の女性候補者の中から1名のルチアを選出する投票が締め切られ、その結果が発表された。

人々の光や希望となる役割を担う今年のフィンランド・ルチアに選ばれたのは、ウィルマ・グロンクヴィスト(WILMA GRÖNQVIST)さん。ウィルマさんは、12月13日の聖ルチア祭にヘルシンキ大聖堂で行われる戴冠式を終えると、募金活動をはじめ、病院や介護施設への訪問など、12月と1月にある約100の催しに参加することになる。

ローセボリ(ス:Raseborg/フ:Raasepori)出身のウィルマさんは、旅行やダンス、フロアボールを嗜む活動的な女性で、自身を「家族や友人の付き合いを好む人」だと分析している。

ウィルマさんは、今年のフィンランド・ルチアに選出されたことについて、驚きと感謝とともに、ルチアの合唱団と一緒に人々のために歌い、光を拡散する活動が今からとても楽しみだとコメント。

また、ルチアコンテストの他の候補者とは良い関係を築けたとのことで、選挙活動期間中は互いに連絡を取ったり、サポートしたりと、濃く、刺激的な時間を過ごしたという。

投票してくれたすべての人、募金活動に参加し、支援してくれた人、あたたかい言葉をかけてくれた人に、また、仲間がいなければ成し遂げることは出来なかったと、候補者全員にも感謝の気持ちを述べた。

ヘルシンキ大聖堂での戴冠式は、12月13日(火)の17時より行われる予定。大聖堂は一般に公開されており、教会内は一定数の座席が用意されている。戴冠式の模様は、Yle FemとYle Arenanのライブ中継でチェックすることができる。

戴冠式の後は、18時過ぎより、ルチアパレードが開催される。パレードは、Unioninkatu~Aleksanterinkatu~Mannerheimintie~Pohjoisesplanade~Unioninkatuという伝統的なルートを巡る予定だ。

https://lucia.fi/


北欧ニュース編集員


タイミングが良く(?)2週連続でのフィンランド・ルチアのニュースをお届けすることになりました。2週連続で同じトピックを取り上げたのは、20年以上になる北欧ニュースの歴史の中で初?のことだと思います(笑)
毎年、フィンランド・ルチアを追っている北欧区ですが(ファン?)、今年のルチアに選ばれたウィルマさん、寒い時期での活動になりますが、たくさんの人に希望の光を広げてください!応援しています!

▼フィンランド・ルチア2022候補者10名について(北欧ニュース:2022/11/22)
聖ルチア祭の主役、まもなく決定!希望の光をもたらす「フィンランド・ルチア」

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