2022/12/20 今日は「アイスランド」よりこんなニュースが届きました!

アイスランド都市部で猛吹雪!立ち往生する車両も


※画像はイメージ
Photo by Lisa Fotios / pexels

先週から週末にかけ、フィンランドやデンマークの都市部でも辺り一面、雪に覆われた。アイスランドの首都レイキャビクもまた、この冬初の大雪となり、一晩中降り続いた雪で街が真っ白になった。

アイスランド・レイキャビクの1年で気温が最も低い月は12月から3月。北大西洋の暖かい海流の影響もあり、この時期の平均最低気温はマイナス1度からマイナス2度程度。冬でも気温が比較的安定しているのが特徴。もちろん、外出時は風が強いことが多いため、風を通さないコートやダウンを着用したほうが良い。

そんな比較的マイルドな冬のレイキャビクが、先週末、猛吹雪に見舞われ、最低気温が氷点下二桁にまで下がる日が続いている。

今週の初めには、週末の吹雪で封鎖されていた首都圏の主幹道路は開通したものの、積雪の影響で街中での車の移動が困難になり、立ち往生する車両も出ている。住宅街付近も除雪される予定とのことだが、積雪量を考えると多くの地域で除雪がすぐさま完了するとは考えにくいという。

多くの車が一晩中立ち往生しているせいで、道路の雪を片付けることができずにいるのも問題となっている。また、市民を悩ませているのが、意外にも風。強風により、別の場所から雪が移動してきたり、除雪しても風で雪が再び道路を覆ってしまったりする可能性がある。

また、レイキャビクの南西約40キロメートルに位置する温泉施設「ブルーラグーン」でも、積雪の影響で約300人が足止めを食らったという。

今週火曜、水曜には、レイキャビクエリアをはじめとする、アイスランド南部に、最大30メートルの暴風警報が出ており、断続的に視界不良を伴う吹雪になると予想されている。


北欧ニュース編集員


日本も北陸や北日本で大雪になりましたが、レイキャビクも猛吹雪に見舞われたようです。クリスマス前後も氷点下二桁行くような予報が出ています。車はぜひ安全運転で!

早いもので、今年最後の北欧ニュース配信になりました。
2022年もご愛読いただき、ありがとうございました!
2023年もお楽しみに!引き続きよろしくお願いいたします。

このページの先頭へ