2023/02/28 今日は「スウェーデン」よりこんなニュースが届きました!

2030年の冬季五輪開催地の有力候補に?スウェーデンが招致検討へ


Photo by Fredrik Broman
/imagebank.sweden.se

2月上旬、スウェーデンのオリンピック委員会が、2030年2月に開催が予定されている冬季五輪・パラリンピックを招致する姿勢を示した。

冬季五輪史上最多となる109種目が行われた2022年北京大会の次大会となる2026年にも招致に立候補していたスウェーデンだが、イタリアのミラノ・コルティナダンペッツォオに軍配が上がり、招致に至らなかった。しかし、ここにきて急に、今後数カ月間で調査を実施し、招致を進める可能性を判断すると発表した。2026年の冬季五輪候補地に向けて実施していたコンセプトをもとに、再検討する予定だ。

スウェーデンのストックホルムでは、1912年の夏季五輪以降、冬季夏季通じて開催がない。もし開催が決まれば、1912年の夏季大会以来、114年ぶり2度目。2008年と2022年の北京に続く、夏季と冬季の両方の開催が実現することになる。

開催地となった場合、会場はストックホルムの他、ファールン、オーレ、エステルスンドなど、国内いくつかの場所に分かれて開催される模様。実現可能かどうかを問う調査報告は、今年4月20日に発表される予定。

2030年の冬季五輪は、日本の札幌も招致を目指しているが、2021年に東京で行われた夏季五輪の汚職問題により、今後の招致活動は不透明となっている。

立候補の辞退もあり、現在招致レースに名前があるのは、アメリカのソルトレークシティのみ。2002年に冬季五輪を開催しており、実現すれば28年ぶり2回目の開催となる。ただ、2028年に同国のロサンゼルスで夏季五輪が行われるため、2030年ではなく、2034年の開催のほうが良いのではないかとの声も出ている。

国際オリンピック委員会(IOC)は、開催地の発表を2024年に延期。気候変動による課題が理由といわれている。


北欧ニュース編集員


住民からの反発や協力を得ることができず、実現不可になるなど、候補地の辞退が相次ぎ、突如、スウェーデンが候補地に浮上してきたようです。
このままだと、2030年の候補地が決まらないまま……?スウェーデンでの開催に至るのか!?
ちなみに、逃した2026年は、ストックホルムとオーレの2都市で招致活動をしていました。
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