2023/09/05 今日は「フィンランド」よりこんなニュースが届きました!

フィンランド留学、授業料が全て有料になる日は近いのか?


Photo by Buro Millennial / pexels

フィンランドでは、2017年より前までは、留学生も学費が無料だった時代がある。そこから、英語でも受けられる授業やコースが豊富な中で、履修する言語が英語の場合は学費が有料となった。フィンランド語やスウェーデン語で受ける場合や博士課程に進む場合は、授業料は免除。無償となっている。

そして今、フィンランド政府内で、留学生の学費の話が上がっている。全額負担を求める声が出ているという。すでに政府は、EU外やEEA外の学生から授業料を全額徴収する部署の設置を進めている。また、EU外やEEA外で教育を修了した人が、フィンランドの大学に出願する際にかかる手数料も復活する可能性があるとのこと。

有料化の目的は、留学生に学費を全額負担してもらうことで、公的な資金を他の教育に充てようというのだ。

また、全額有料化に踏み切ろうとする背景には、はっきりとした理由があった。

今年の3月に実施した調査によると、学位を取得した留学生のほぼ半数が、卒業後にフィンランドに残らないと回答したことがわかった。職に就くのが難しく、キャリアの見通しが立たないこと、フィンランド人の友人を作るのが難しいといった声があったという。これは、国籍、職業、教育レベルに関係なく、多くの移民が、フィンランドで似たような困難に直面していることも判明した。

留学生時代は在学中86%の人が、フィンランドに住むことに「非常に」又は「かなりうまく」行っている、馴染むことができていると回答しているようだが、卒業後となると、キャリアアップの機会は乏しい、定住は厳しいと考えている人が3人に1人いたという。

フィンランドで教育を受けた留学生が定住しにくいことについて、地元企業との協力によるインターンシップ制度の導入など、もっとフィンランド社会と繋がる機会が設けられるべきという点も指摘されている。


北欧ニュース編集員


以前、フィンランドは留学生も学費が無料でした。これを知った時は本当に衝撃でした。
記事の感じだと、近い将来、我々のようなEU外やEEA外の留学生は全額負担になるでしょうか。

学生時代に社会と繋がりを持つことは、非常に大切だと思います。
学生の身で暮らすのと、社会人として留まるのとでは、生活していかなければならないですし、簡単ではないですよね。

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