(ムーミン インターナショナル キンダーガーテン内)
「ムーミン インターナショナル キンダーガーテン(ムーミン幼稚園)」が1階に入るということで話題となっている日本の北欧の新しい拠点、スカンジナビアン・センターが東京・赤坂に誕生。11月末、オープニングセレモニー&レセプションが開かれました。
スカンジナビアン・センター2階で行われたセレモニーには、駐日フィンランド大使夫妻も駆けつけ、お祝いの言葉を述べました。このプロジェクトをずっとサポートし続けてくれたというマヌ・ヴィルタモ大使。オーナーのバーバラ・ザモラ・ヴァータヤさんも感激の様子。
「ムーミン幼稚園」を運営するザバホールディングス株式会社代表のバーバラさんは南米の出身。子を持つ母親として、世界の教育について研究をしていたところ、ご主人の出身であるフィンランドの幼児教育に興味を持ったバーバラさん。Oy Moomin Characters Ltdと提携し、世界中で、日本で愛されているムーミン童話の世界観を反映したような自然と寄り添う空間で、世界で評価の高いフィンランドの幼児教育システムを、ここ東京でムーミン幼稚園として開園。ずっとあたためていたプロジェクトだったそうです。
(ヴィルタモ駐日フィンランド大使夫妻とスカンジナビアン・センターのメンバー)
ムーミン幼稚園開園にあたり、フィンランドの幼児教育を受けたいならフィンランドに移り住めばいいのかもしれないけれど、あえてここ東京で挑戦するバーバラさん(写真左から3人目)。協力者を求めるとき、なかなかこのプロジェクトの意味を理解してもらうのには時間もかかりました。勇気と、行動力と、気さくなバーバラさんの人柄に魅了された協力者も多く、ついにスカンジナビアン・センターをオープンさせることができました。
もともとは日本の古い建物だったスカンジナビアン・センター。リノベーションを担当したデンマークの建築家、イェンス・マーティン・スズキ=ホイロップさん(写真右端)は、「とても長いプロセスだった。やっと披露できて嬉しい」と、日本で初めて手がけたビッグ・プロジェクトの完成とこれからの展開にわくわくしている様子。ムーミン幼稚園の先生を務める、フィンランドからやってきたリンダ・キュルキス先生(写真左端)もこの日を待ち望んでいました。
セレモニー後、ヤンチャ盛りのバーバラさんのご子息(3歳)が遊んでいるところをキャッチ。毎日のように、色んなことをグングン覚えているとか。たとえば、ママのスペイン語とパパのフィンランド語のほかに、日本語や英語も最近覚えてきたようです。2階の和室で積み木に夢中。カードと積み木を組み合わせて一生懸命建物を造ろうとしていました。
少し場を離れていたら、来て来て!といわんばかりに連れていかれ(笑)、どう??ご満悦の表情。さらなるチャレンジをけしかけると、大きな建物にしようと果敢に挑戦していました。この畳の落ち着いた空間は、子供に安心感と、集中力を与えるのではないかと感じます。スリッパを脱いで、思わずゴロゴロしたくなってしまうのは、大人も同じ。
興味のある方はぜひ、ゴロゴロしに・・・ではなく、スカンジナビアン・センターにお問い合わせしてみてくださいね。門戸はあらゆる方に開いています。詳しくは、スカンジナビアン・センターHPをチェック!
http://www.scandihub.com/ (2014年12月現在 英語のみ)
スカンジナビアン・センターは、2014年12月にオープン。
3階はコワーキングスペース、2階は多目的スペース、1階はムーミン幼稚園。
ムーミン幼稚園は、2015年1月に初年度の募集(対象年齢1歳6月~6 歳)を開始する予定。
スカンジナビアン・センター
住所:107-0052東京都港区赤坂2-18-12
電話:(080)3084-6164
ムーミン幼稚園(施設内1階):info@moominkindergarten.com
スカンジナビアン・センター:contact@scandinaviancenter.com
スカンジナビアン・センターHP:http://www.scandihub.com/
※ムーミン幼稚園の利用料や詳細はHPでチェックできます。
※お問い合わせは、英語・日本語で対応可能。(見学も受け付けています)
参考記事:
今年10月、東京・赤坂に「ムーミン幼稚園」誕生!
【最新情報】ムーミン幼稚園の気になる内部に潜入!『スカンジナビアン・センター』ついに完成!