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【お出かけ】北欧とムーミンの世界が体験できる「メッツァ」、2018年秋と2019年春の2段階で開業目指す!



(左から)スノークのお嬢さん、大久保勝氏(埼玉県飯能市長)、玉井信光氏(フィンテックグローバル株式会社代表取締役社長)、ロバート・ハースト氏(株式会社ムーミン物語代表取締役社長)、ムーミン


昨年6月の時点では、2017年の早い時期の開業を目指していた、北欧のライフスタイルやムーミンの世界を体験できる施設「Metsä(以下メッツァ)」。本日、運営にあたるフィンテック グローバル株式会社の玉井代表取締役社長と、株式会社ムーミン物語のロバート・ハースト代表取締役社長より、施設の詳細について発表がありました。

メッツァの見込み来場者数は、全体で年間約100万人を想定。2つのゾーンで構成されており、北欧のライフスタイルを感じる無料開放ゾーン「メッツァビレッジ」は、2018年秋のオープンを予定。また、ムーミンの世界を体験できる有料ゾーン「ムーミンバレーパーク」は、2019年春のグランドオープンを目指します。


こころの豊かさって?その本質に気づき、真の北欧のライフスタイルを感じる場所

■埼玉県飯能市宮沢湖にオープン予定の「メッツァ」とは?
「北欧時間が流れる森と湖での体験を通じて、こころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと持ち帰れる場所」というのが、メッツァのコンセプト。メッツァでの「挑戦」「創造」「共有」「解放」「探究」「想像」という6つの体験を通じて、日々の暮らしの中で忘れてしまいがちな大切なものを発見し、それが本質的なこころの豊かさにつながっていく。これを来場者に体感してもらいたいというのが、メッツァが目指す考えです。

また、メッツァでの体験は、答えは一つではなく「人それぞれの答えがある(多様性・変化)」、自然を肌で感じる「五感を刺激する(体験・感覚)」、積み重ねて成果を手に入れる喜びと感動の「積み重ねが意味を持つ(継続性・蓄積)」という3つの指針に基づいて設計されています。

■2つの顔を持つ「メッツァ」。開業時期はなぜ2017年から2018年や2019年に?
メッツァは、北欧のライフスタイルを体験できるゾーン「メッツァビレッジ」(無料)と、ムーミンの魅力と物語の世界を主題としたゾーン「ムーミンバレーパーク」(有料)という、2つのゾーンから構成されています。まず、「メッツァビレッジ」が先に、2018年秋オープン予定。そして、「ムーミンバレーパーク」が、約半年後となる2019年春にグランドオープンとなります。

北欧のライフスタイルを体験するといっても、表面的な雰囲気だけを味わって帰るという場所ではなく、あくまでもメッツァで「気づき」「発見」して、ここで体験したことを家に持ち帰れるような空間づくりをしたいというコンセプト作りに時間をかけ、ビジョンをしっかりと構築し、また、広大な土地のインフラ設備の開発準備が予想以上に時間を要している。それらを踏まえ、開業時期をずらしたとされています。



(左)メッツァビレッジロゴ/(右)ムーミンバレーパークロゴ © Moomin Characters ™
ロゴは、ソフィア・ヤンソン氏のご子息ジェイムス・ザンブラー氏が在籍するフィンランドのクリエイティブエージェンシー「Kobra Agency」が制作。


■こころの豊かさにつながる北欧のライフスタイルを体験!「メッツァビレッジ」
入場は無料。毎日でも遊びに行ける自然豊かな「公園」の機能を持ったゾーン。ここで楽しめるのは、新鮮な地元野菜や工芸品が並ぶマーケットでのお買い物、ジャムやジュース作りといったワークショップ、自然アクティビティ、気の合う仲間とグランピング。さらには、サウナを併設した宿泊施設でのんびりすることもできます。「メッツァビレッジ」のロゴは、森の中に広がるマーケットなどをイメージしたもの。


※イメージ画像

■ムーミンの物語の魅力やトーベ・ヤンソンの想いを感じることができる!「ムーミンバレーパーク」
有料ゾーン。ここでは、ムーミン一家が暮らすムーミン屋敷や、ムーミンの物語を追体験できるアトラクション(ショースタイルなど)、物語の中で登場する灯台や水浴び小屋が登場する予定。ムーミンバレーパークのオリジナル商品が並ぶ大型ギフトショップやレストランなども計画されています。「ムーミンバレーパーク」のロゴは、ムーミン谷をイメージしたもの。



※イメージ画像 © Moomin Characters ™

■開業に向けて発進!まずは公式サイトがオープン
2016年12月6日にメッツァ公式サイトがオープン。ティザームービーも見ることができます。2017年1月からは、「アンバサダープログラム」を始動。メッツァ開発チームと共に、施設内アクティビティの企画や、メッツァのサポーターを募集を開始する予定(公式サイトで公開予定)。さらに、地域振興と教育振興の向上を目的として、飯能市にある駿河台大学と連携協力していくことが決定しました。

メッツァ公式サイト:http://www.metsa.co.jp

■「ムーミンの世界そのもの」ソフィア・ヤンソンさんからのメッセージ
トーベ・ヤンソンの姪にあたるソフィア・ヤンソンさんは、「ムーミンバレーパーク」について、「ぬくもりを感じることができる場所であり、悩みがある人も、そこに行けばきっと答えを見つけられるはず。日本をはじめ、アジア、ヨーロッパからもたくさん訪れてくれたら嬉しい」とコメント。世代を問わずみんなが冒険できる場所は、まさにトーベのムーミンの世界そのものだと話しています。

ますます開業が待ち遠しい「メッツァ」。今後の動きにも注目です。


 


<「Metsä(メッツァ)」ミニ知識>

■「メッツァ」の所在地・アクセス
所在地は、埼玉県飯能市にある宮沢湖。ここを中心とした広大なエリアに、ムーミンの世界を体験できる施設「Metsä」(メッツア:フィンランド語で「森」の意)を開設する。敷地面積は、25.7ヘクタール。内開発予定地は、15.8ヘクタール。計画施設面積は、約13,000㎡。ムーミンをテーマにした施設としては、日本が世界初進出となる。飯能市は都心から約50km。西部池袋線「池袋駅」から「飯能駅」まで、特急レッドアロー号で40分。

所在地:埼玉県飯能市宮沢
面積:宮沢湖(周辺土地約187,000㎡ ※東京ドーム約4個分の広さ
アクセス:(電車)西武鉄道池袋線「池袋」駅から「飯能」駅まで、特急レッドアロー号で40分
(車)圏央道「狭山日高IC」より約6km)

■「メッツァ」の構成
メッツァビレッジとムーミンバレーパークの2つのゾーンを設ける予定。メッツァビレッジでは、地元の人々に親しまれてきたということもあり、誰でも自由に入られるエリア。誰でも毎日のように来れる公園としての顔を持つ。ムーミンバレーパークは、音や視覚、五感に訴える演出で、来場者がトーベ・ヤンソンの世界、ムーミンの物語の世界が楽しめるエリア。屋内・屋外・体験・芸術がすべて詰まった総合的な施設になる予定。アナログとデジタルを駆使した演出や、ムーミン屋敷も建設予定。

メッツァ公式サイト:http://www.metsa.co.jp/ ※2016年12月6日オープン!
フィンテック グローバル㈱:http://fgi.co.jp/
埼玉県飯能市:http://www.city.hanno.saitama.jp/
ムーミン公式サイト: 
https://moomin.co.jp/ (日本)
https://www.moomin.com/ (海外)

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(2019年04月25日更新)
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