北欧総合情報サイト【北欧区】hokuwalk.com - 【展覧会】日本の茶室文化×マリメッコのデザイン!マリメッコ・スピリットが生んだ新しい空間(2/28迄)
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【展覧会】日本の茶室文化×マリメッコのデザイン!マリメッコ・スピリットが生んだ新しい空間(2/28迄)



歴代のデザインがずらり!左からLokki(かもめ)マイヤ・イソラ 1961/Siirtolauutrha(市民菜園)マイヤ・ロウエカリ 2009/Kaivo(泉)マイヤ・イソラ 1965/Hyasintti(ヒヤシンス)アンネリ・クヴェフランデル 1968


GALLERY A4(ギャラリーエークワッド)にて開催中の展覧会「Marimekko Spirit -Elämäntapa(エラマンタパ)マリメッコの暮らしぶり-」。2019年の日本・フィンランド外交関係樹立100周年記念行事として開催されているイベントです。

人々の生活をデザインの力で豊かにしたいという熱い想いで、1951年にアルミ・ラティアが立ち上げた「マリメッコ」。会場では、マリメッコデザインの持つ「パターン」、「カラー」、「かたち」を、空、森、庭で表現。茶室文化とマリメッコのデザインを掛け合わせた、新しく刺激的な空間が広がっていました。



一歩入ると、カラフルな歴代のマリメッコのファブリックが飛び込んできます。耳にも心地いい木製チップと砂利が敷かれた庭園を歩きながらファブリックの森を抜けると、マリメッコがデザイン監修したお茶室「真理庵(まりあん)」にたどり着きます。マリメッコのプロダクト部門を統括するデザイナー、サミ・ルオッツァライネンさんが、茶室のファブリックや道具のコーディネートを担当しました。



靴を脱いで、躙口(にじりぐち)から中に入ることができます。茶室って、背筋が伸びますね。着物を着ているような感覚で正座。四畳半のお茶室は意外と広く感じました。外壁のグリーンの煉瓦模様は、アルミ・ラティアが手がけた「Tiiliskivi(煉瓦)」、カラフルなタイル柄はウニッコなどを手がけたマイヤ・イソラの「Kukko ja Kana(雄鶏と雌鳥)」。内壁はヴォッコ・ヌルメスニエミの「Iso Noppa(サイコロ)」の生地が使われています。素敵な設えに、しばしうっとり。



アルミが「Tiiliskivi(煉瓦)」をデザインしたのは1952年。黒地に白のラインのイメージが強い「Tiiliskivi」ですが、グリーンはまるで竹のようで爽やかな印象ですね。また、マイヤ・イソラが1965年にデザインした「Kukko ja Kana(雄鶏と雌鳥)」はネーミングからして面白い。シンプルでモダン。どこか品を感じます。

月台にはそれぞれ異なる映像が流れています。サウナ側はフィンランドの風景の映像、茶室側は日本の季節の移ろい、真ん中はアルミ・ラティアの語録が浮かんでいます。


茶室を出て、庭園を歩くと白砂を盛った向月台が3つ。その間をすり抜けると、向こう正面に薪ストーブ式のサウナ小屋があります。(向月台といえば銀閣寺!?Twitterで「下からプリンが」というツイートをいただき、思わず笑っちゃいました。確かにプリンに見えるかも・・・笑)



入口にはサウナに入る前に足を洗う洗面器もあり、脳内すっかりサウナ気分(笑)。こちらも靴を脱いで上がります。サウナ小屋の良い香りに癒されました。



お茶も、お風呂も、フィンランドと日本に共通する大切なコミュニケーションの場。そういえば、木や石という自然素材は、日本でもよく使われるものですが、フィンランドでも身近な存在ですよね。

アルミ・ラティアの志「マリメッコ・スピリット」に触れることのできる展覧会「Marimekko Spirit -Elämäntapa(エラマンタパ)マリメッコの暮らしぶり-」は、2月28日まで開催中!



Marimekko Spirit -Elämäntapa マリメッコの暮らしぶり-
会期:2017年12月15日(金)~2018年2月28日(水)※開催中
開館時間:10~18時(最終日は17時まで)※日曜・祝日休館
会場:GALLERY A4(ギャラリーエークワッド) http://www.a-quad.jp/
マリメッコ・スピリットHP:https://www.marimekko-spirit.com/


マリメッコ・スピリッツ
パーヴォ・ハロネン / マイヤ・ロウエカリ / アイノ=マイヤ・メッツォラ
会期:2017年11月15日(水)~2018年1月13日(土)※終了しました
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)


▼ギンザ・グラフィック・ギャラリーでの3人のデザイナーによるギャラリートーク、会場の様子はこちら!
http://hokuwalk.com/News/page/page_id/012017112800015001



▼茶室のファブリックや道具のコーディネートを担当したサミ・ルオッツァライネンさんは、昨年限定発売された伊勢丹×マリメッコのコラボレーションプロダクトも手がけています。来日インタビュー記事もぜひ!マリメッコの真髄に触れることができます。
http://hokuwalk.com/Spe/page/page_id/022017062900015001/cat_id/3



(2018年01月24日更新)
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