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【デザイン】幸福感UP!日常にぬくもりと彩りを与えてくれる、今年の冬、注目の北欧インテリアデザイン




今年もあと少し。1年を振り返ってみると、前半のお家といえば、ご本人やご家族がリモートで在宅している時間が長かったかもしれません。後半は、対策しながらも通常に近い状態でお仕事をしたり、学業に励んだり、イベントを開催することができるようになってきました。

新種株の出現もあり、今後まだどうなるか見通しがつかない中でも、毎日たくさんの時間を過ごす場所は、快適で楽しい空間でありたい。朝起きて、バスルームやキッチン、リビングで目に入るものが、お気に入りの素敵なデザインだったりすると、その日の気分もきっとグッと上がってくるに違いない!この冬注目したい、癒しの北欧インテリアを紹介します。

 リュンビューポーセリン(Lyngby Porcelæn)
「ダウン イルド」シリーズ(2021年12月上旬発売)


1950年代後半当時、人気を集めた「ダン イルド」シリーズが、デンマークデザイン界で注目度の高いデザインデュオで知られるスティルレーベンの再解釈によってリデザインされて登場。

スティルレーベンは、ストーンウェアの素朴な雰囲気と遊び心のあるクリアブルーの装飾で表現。シンプルだけれど、ポップな印象のデザインが愛らしい印象。ラインナップは、オーブンディッシュ(3サイズ)、ボウル(4サイズ)、サービングディッシュ(1サイズ)、ソースボート(蓋付き)の計9アイテム。調理器具と器の機能を兼ね備えています。

▼参考記事
リュンビューポーセリンとスティルレーベンのコラボレーション「RHOMBE COLOR」テーブルウェアシリーズ。生き生きとしたカラーを施し、明るさとリズムをもたらしています。色合いが本当に美しい。>>こちらから

リュンビューポーセリン
https://nomadinc.jp/brand/lyngby-porcelaen


リュンビューポーセリン×スティルレーベン

 ケーラー(Kähler
「オマジオ ヌオヴォ」シリーズ(2021年11月中旬発売)


花器としても、そのまま置くだけでも可愛いと人気。ボーダー模様で知られるケーラーのアイコン的存在「オマジオ(OMAGGIO)」シリーズから、さらに細いボーダーと組み合わせた「オマジオ ヌオヴォ」が新しく登場。

デザインは、2008年に「オマジオ」を生み出し、先ほど紹介したリュンビューポーセリンの器のデザインも手掛けたスティルレーベンによるもの。職人による手描きで模様が、モダンな中にも長い歴史とぬくもりを感じます。ラインナップは、フラワーポット(2種)、ベース(1種)。

ケーラー
https://nomadinc.jp/brand/kahler


【スティルレーベン】
ディテ・レクウェグとイエレーナ・ノーデントフトによって2002年に誕生したデザインデュオ。デンマーク王立美術学院でガラス工芸と陶芸について学ぶ。デンマークを代表する老舗ブランド、ジョージ ジェンセンやケーラーなどにデザイン提供する傍ら、コペンハーゲンに彼女たちのオリジナルや選りすぐりのプロダクトを集めたスティルレーベンショップを2店舗運営。国内外のメディアで「コペンハーゲンで訪れるべきデザインストア」として紹介されている。



 ケーラー(Kähler
「ハンマースホイ」新アイテム(2021年11月中旬発売)


デンマークの著名な画家の弟で陶芸家のスベン・ハンマースホイが20世紀初頭に手がけた作品からインスピレーションを受け、ノルウェーのインダストリアルデザイナー、ハンス・クリスチャン・バウアーが現代風にデザインし直した「ハンマースホイ」シリーズ。

スベンが残した芸術的なデザインに、実用性を備えた完璧なフォルムとモダンなカラーが施され、フラワーベースやテーブルウェアのシリーズとして2015年に誕生しました。

縦のプリーツが入ったような上品なデザインで多くの家庭で親しまれている「ハンマースホイ」シリーズに、新色と、吹きガラス製のフラワーベースが仲間入り。ラインナップは、ベース3種セット(ホワイト/グリーン/ヌード)、ベース(ダークグリーン)3サイズ、ベース(クリア)2サイズ。

【スベン・ハンマースホイ】
ケーラーに最も長く携わり(1893-1948年)、数々の作品を生み出しただけでなく、技術継承にも力を入れるなど、ケーラーに大きく貢献した人物。
【ハンス・クリスチャン・バウアー】
ノルウェー生まれのインダストリアルデザイナー。2010年、デンマーク王立芸術アカデミー建築学部デザイン科卒業。陶磁器の持つ温かみやユニークさと合理的でモダンな外観や使い勝手の良さを組み合わせることを得意とする。

ケーラー
https://nomadinc.jp/brand/kahler

 フォーム&リファイン(Form & Refine)
エーラインコレクション


クラシックなデザインと、新たな解釈で作られた収納アイテムを組み合わせた機能的な家具コレクション。ミニマルでスローライフを表現。シンプルかつ滑らかで美しいラインが特徴です。

特に目を引いたのは、エーライン シューラック(オーク/ホワイトオーク)。コンソールテーブルと一体化した、壁に寄りかけて設置するタイプのシューラックで、廊下などの狭いスペースやエントランスなどにぴったり。持続可能な方法で調達された最高品質のヨーロッパオーク材が使われています。ラインナップは、ストレージベンチ、ミラー、シューズラック、ランドリーボックス。

▼参考記事
フォーム&リファインは、2018年に設立されたデンマークのデザインブランド。北欧デザインの伝統を受け継ぎながら、他国の職人とも積極的に協働するなど、素材の力を最大限に生かした独自のアイテムを手掛けています。>>こちらから

フォーム&リファイン
https://nomadinc.jp/brand/formandrefine


エーライン シューラック(ホワイトオーク/オーク)

フォーム&リファインのアイテムは家具やテキスタイル、器など、幅広く展開。

<デンマークのインテリアブランドを使った素敵なスタイリングもチェック!>
会場は、デンマークのインテリアブランドを中心に扱う株式会社NOMAD(恵比寿)のショールーム兼オフィス。会場のスタイリングは中林友紀さんが手掛けました。素敵なスタイリングの一部をご紹介。


手前に見えるのは、フォーム&リファイン(Form & Refine)の「エーライン ストレージ ベンチ」の小さいサイズ。

ローゼンダール・コペンハーゲン(Rosendahl Copenhagen)から登場したバードフィーダー。鳥の餌台です。日本ではなかなか取り入れにくいかもしれませんが、お庭の木に吊るして、鳥さんたちが来てくれる庭なんて、癒されますね。

奥に見える首を傾けた水兵さんはカイ・ボイスン・デンマーク(Kay Bojesen Denmark)から。

ムーベ(MOEBE)のラックに、常用するような道具が整然と置かれた姿が素敵。この無機質な雰囲気の中に、ビヨン・ヴィンブラッド(BJØRN WIINBLAD)が、ちょこんとある日常は、より幸福感が増すに違いない!

取材場所/お問合せ:株式会社NOMAD




(2021年12月15日更新)
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