北欧フラワーデザイン分野の第一線で活躍されているフラワーデザイナーのヘンティネン・クミ (Kumi Henttinen )さん。2010年12月、横浜山手西洋館のベーリックホールすべてがフィンランド のフラワーアレンジメントで包み込まれました。素材の特徴を生かした独創的な北欧スタイルに 注目が集まるクミさんのアレンジメントの数々を前編・後編に分けてお届けします。 |
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まずはベーリックホール1階の様子から。 |
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まず1階入って右にあるお部屋へ。 そこにどどんと聳え立つ白樺の枝のツリー。 白樺の枝を組んだだけで、この存在感。 |
デモンストレーションで作ったという、ハートの形にも見える可愛らしいアレンジメント。鮮やかなピンクの濃淡の花々、枝づかいにも注目。 | |||||||
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こちらの部屋にはこのようなリースがいくつか飾られていました。 |
隣のゾーン。こちらは森の精霊が舞い降り、白樺の枝で作った船に、たくさんの森の恵みを積み込んで、みんなでお祝いをしようというシーンをイメージしたも の。白樺のツリーは、一つ一つ枝を下から積み上げ、ワイヤーで留めています。かなりの重さ。床のデザインとのコンビネーションも素敵。 | |||||||
イッタラのアアルトベースのアレンジ。 |
モミジバフウの実で作られた可愛らしいアンコウが!「趣味で作ったのよ」とクミさん。遊びゴコロもいっぱい! | |||||||
ブライダルブーケの数々。 フィンランドカラーの青と白のヒヤシンスの アレンジメントも。 |
こちらは馬の馬蹄(ばてい)で作ったリース。フィンランドの馬が実際に使っていた馬蹄を再利用したアレンジメント。馬蹄は魔よけになり、幸運を呼ぶと伝えられているのだそうです。 | |||||||
さあ、ダイニングルームに入りました。 |
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テーブルの上のカラタチ×コチョウランの美しいアレンジ「スノーフィールド」。 | ブライダルにふさわしいホワイトづかいのテーブルデコレーション。テーブルウェアには、イッタラ、アアルトベース、そしてアラビアRUNO。 | |||||||
こちらは、クミさんが実際にウェディングでお召しになったというドレス。 花びらが浮かんで見えるような神秘的なヴェールはなんと、紫陽花の花びらをワイヤーで編みこんでいるのだそうです。生徒さんたちとの共同作業で完成させたとか!細かい手作業から生まれた繊細な作品。 |
こちらの大きなブーケもやはり、プリザーブドフラワーで出来ています。 バラ、コチョウラン。その周りの小さな花は紫陽花の花びら。すべてが融合して出来上がった、真っ白な花づくしの美しいブーケになっています。 |
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いかがでしたでしょうか? |
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